新着情報

9月から新しい時代がはじまる

原水禁大会から10.3明治公園へ 広島、長崎での原水禁大会が終わりました。被爆64年目になります。私たちは、またこの夏に多くのことを胸に刻みました。そして多くのことを決意しました。オバマ米大統領の可能性と限界を認識しながら、来年の核不拡散条約(NPT)再検討会議めざして、核軍縮への大きな運動づくりに参加しましょう。とりわけ連合・核禁会議と連携して、核廃絶の1000万署名運動を成功させましょう。被爆者援護では、自公政権で限界であった国家補償、被爆二世・三世、被爆体験者の課題を新政権に要請し、実現させましょう。 ドイツ緑の党エネルギー担当のシルヴィア・コッティング-ウールさんは、「ドイツは、キ

2009年09月01日

バツが悪いことはありません!竹内・涌井・竹崎を中心に×を

 8月18日、衆議院総選挙の公示とともに最高裁判所国民審査が告示されました。8月30日の投票日には、衆議院議員の小選挙区、比例区の投票用紙とともに3枚目の紙-最高裁裁判官の国民審査の投票用紙が配られます。華々しい衆議院の選挙戦に隠れて、ともすればこの投票を忘れがちではないでしょうか。 最高裁判所は、国会(立法)、内閣(行政)と並ぶ三権の一つ、司法の最高機関です。「憲法と人権の番人」とも呼ばれ、その判断次第で人の生命や財産、権利にも、国の指針にも大きく影響します。さまざまな重要な判決が出されていますが、国会議員や大臣に比べて、最高裁の判事が誰かはもとより長官が誰なのかもほとんど知られていません。

2009「在日朝鮮人歴史・人権週間」全国集会を名古屋で開催

    この7月から全国各地でとりくまれてきた2009「在日朝鮮人歴史・人権週間」の全国集会が、8月29日と30日の2日間、名古屋市で開催されました。第1日目の29日は、名進研ホール約200人が参加して、証言やシンポジウム、写真展。第2日には、2つのグループに分かれて名古屋市東山霊安殿と岐阜県久々地下工場へのフィールドワークを行いました。主催は、平和フォーラムや朝鮮人強制連行真相調査団、在日朝鮮人人権協会などでつくる全国実行委員会と東海地区実行委員会です。 集会では、まず、オープニングセレモニーとして朝鮮人のおばあさんたちの日本への怨念を描いた寸劇「テ

2009『在日朝鮮人歴史・人権週間』全国集会アピール

『在日朝鮮人歴史・人権週間』全国実行委員会 *ここで使用する「朝鮮」とは南北朝鮮全体を包括するものであり現在の国籍に限定されない概念である。  私たちは、8月以降の電撃的な朝米交渉と南北朝鮮の新たな動きが始まろうとしている時期に、全国集会を開催した。  今回の開催地は、戦争末期の強制連行により空襲下でも防空壕にも入れず亡くなった被害者、一千人以上の強制連行者の年金名簿の確認から全国屈指の地下工場等、典型的な強制連行地である。  私たちは、強制連行被害者遺族の証言、日本弁護士連合会の勧告と報告書から朝鮮人強制連行の歴史的事実を法的な視点から討議し、以下のことを確認した。  第一に、朝鮮人強制連行

米原子力空母ニミッツ横須賀寄港に抗議集会

    8月24日の米原子力空母ニミッツ米海軍横須賀基地寄港に対して、神奈川平和運動センターと三浦半島地区労の主催、平和フォーラム・全国基地ネット。平和センター関東ブロックの共催で8月22日、横須賀のヴェルニー公園で抗議集会を開催し、選挙中の緊急集会にもかかわらず約200人が参加しました。 主催者を代表してあいさつした神奈川平和運動センターの宇野峰雪代表は、「米国はアフガニスタンの戦争を強化するため、ジョージ・ワシントンとニミッツを交互に派遣しようとしているのではないか。横須賀は事実上二つの原子力空母の母港とされてしまいかねない状態だ。絶対に許すわけに

8.22原子力空母ニミッツ横須賀入港抗議、ジョージ・ワシントン再入港反対、原子力空母2艦体制阻止緊急神奈川集会アピール

 8月24日に原子力空母ニミッツが、随伴艦とともに米海軍横須賀基地へ強行入港することが明らかになりました。原子力空母二ミッツの入港は、原子力空母ジョージ・ワシントンの母港のみならず、他の原子力空母の補給基地として日常的に使用される第一歩となります。 私たちは、基地の機能強化と放射能事故の危険性増大につながる入港に反対し、断固として撤回を求めます。 本年9月25日、安全性に対する不安を拭い去れないまま、原子力空母ジョージ・ワシントンの横須賀母港化1周年をむかえます。 日・米両政府は、9月1日のジョージ・ワシントン再入港にあわせ、さらにもう1艦の原子力空母の入港を強行しようとしているのです。この暴

200人参加し千鳥ヶ淵で「戦争犠牲者追悼、平和を誓う集会」

    豪雨水害などが各地で頻発する異常気象のなかで、ようやく夏の暑さを感じさせる8月15日、平和フォーラムは東京・千鳥ヶ淵の国立戦没者墓苑で戦後64年の「戦争犠牲者追悼・平和を誓う集会」を行い、各団体の代表など約200人が参加しました。集会はI女性会議の大塚優子中央常任委員の司会・進行ですすめられ、12時の黙とうに続いて、江橋崇・平和フォーラム代表、那谷屋正義・民主党参議院議員、福島みずほ・社会民主党党首(参議院議員)による「誓いの言葉」が述べられたあと、各団体・参加者による献花が行われました。なお、平和フォーラムは、千鳥ヶ淵墓苑での追悼を、衆議院は解

戦争犠牲者追悼、平和を誓う集会誓いの言葉

フォーラム平和・人権・環境代表 江 橋 崇 先の戦争における戦没者、犠牲者の皆様、今年も皆様にお会いして、不戦の誓いを新たにするこの日がやってまいりました。主催者の平和フォーラムを代表して、皆様に慰霊の誠をささげるとともに、ご遺族に心よりの慰藉を申し上げます。 昨年、皆様に平和に向けた努力をお約束して1年が経過しました。この期間に、全世界的に高まる反戦平和の声に押されるように、これまで世界各地で戦争に奔走してきたアメリカでは政権交代が起こり、オバマ新政権はイラクでの戦争の終結と、核兵器の廃絶に向けた努力の決意を表明しました。日本でも、イラクに派兵されて最後まで残っていた航空自衛隊も撤退しました

被爆64周年原水爆禁止世界大会・大会宣言

被爆64周年原水爆禁止世界大会 1945年8月6日午前8時15分、8月9日午前11時2分。原爆が投下されたヒロシマは14万人、ナガサキは7万人もの尊い命が原子雲の下で即死、あるいは数日後に失われました。それから64年、放射能による被害は、いまなお多くの被爆者に容赦なく苦痛を強い、二世・三世も健康に不安をかかえて生活しています。生きとし生けるものに未曾有の惨害をもたらした日を、人類はけっして忘れてはなりません。私たちは広島大会、長崎大会の討議を通じて次のことを確認しました。 世界は、いまだ2万2,000発とも言われる核兵器が存在し、核兵器保有国は米・ロ・英・仏・中の5ヵ国から、インドやパキスタン