新着情報

9.15狭山事件の再審を求める市民集会

    9月15日、東京・日比谷野外音楽堂で「狭山事件の再審を求める市民集会-新政権のもとで冤罪をなくすための司法改革を!」が全国から集まった2500人の参加で開催されました。 9月10日の三者協議を機に、東京高検に隠されている証拠の開示と鑑定人尋問などの事実調べ実現に向けて大きく前進させなければなりません。三者協議は1977年の有罪確定直後の第1次再審請求の際に開かれて以来で、弁護側が開示を請求している検察側の証拠が実在するかどうか、10月末までに明らかにするよう裁判所が検察側に求めたということです。 集会の開会あいさつで組坂繁之・部落解放同盟委員

狭山事件の再審を求める市民集会アピール

狭山事件の再審を求める市民集会参加者一同  この間、冤罪(えんざい)があいつぎ日本の司法を大きく揺るがしました。さる6月4日、足利事件で再審を請求していた菅家利和さんの無実がDNA鑑定によって判明し釈放されました。弁護団が求めていたDNA鑑定のやり直しで、犯人と菅家さんのDNA型が一致しないことがわかったのです。警察の間違った鑑定を裁判所が十分調べず、弁護側の訴えに耳をかたむけなかったために、誤った有罪判決・棄却決定によって、菅家さんは17年半も無実の獄に閉じ込められたのです。  2年前には鹿児島・志布志で、選挙違反で起訴された市民13人が全員無罪となり、警察の人権を無視した違法な取り調べが明

平和フォーラム各都道府県組織・中央団体責任者会議

9月15日~16日、平和フォーラムは全国都道府県・中央団体約70名の参加者のもと埼玉県熊谷市で責任者会議を開催しました。 この会議は、平和フォーラムのたたかう態勢(運動・組織)をあらためて確立するために行うもので、2006年から開始して4回目。 今回は、鳩山首相と民主・社民・国民新3党連立政権誕生という歴史的できごとのなかで会議となりました。 福山真劫代表が主催者あいさつにつづいて「新政権に対する基本認識」について提起。藤本泰成事務局長から「平和フォーラム・原水禁の当面するとりくみ」、清水澄子副代表から「2010年韓国併合100年、日朝基本条約など日朝国交正常化に向けたとりくみ」の提起

止めよう!プルサーマル四国ブロック集会

四国ブロック平和フォーラムは9月13日、八幡浜市で、四国4県から170人の参加で、伊方原発3号機のプルサーマル計画中止を求める「止めよう!プルサーマル四国ブロック集会」を開催しました。記念講演を行なった「八幡浜・原発から子どもを守る女の会」の斉間淳子代表は、40年間の反対運動と地元で反原発で生きるという体験を語りながら伊方原発のさまざまな問題点を挙げ、行き場のない使用済みMOX燃料が長年にわたり伊方に留め置かれかねない状況に「(未来の)子どもたちがその始末をどうするのか。そんな所を残すのか」と訴え、プルサーマル計画の中止を求めました。集会では、高燃焼度ウラン燃料とMOX燃料併用の危険性、活断層

いま、沖縄から日本を問うシンポ・東京

    14人が執筆した『沖縄「自立」への道を求めて』(高文研刊)執筆記念シンポジウム「いま、沖縄から日本を問う」が、高文研や平和フォーラムなどの呼びかけで、9月11日、東京・全水道会館で開かれました。参加者約150人は、米軍基地「人工オアシス論」(基地がなくなり元の砂漠に戻るよりはまし)はじめ沖縄の基地経済からの脱却は困難などとする従来の「常識」からの発想の転換を促す執筆者からの提言に耳を傾けました。 このうち琉球新報社論説副委員長の前泊博盛さんは、在沖米海兵隊のグアム移転はあくまで米世界戦略の一環であり「けっして沖縄にとっては負担軽減にならない」と

今治市・上島町両教育委員会への2010・2011年度使用中学校用歴史・公民教科書採択に関する抗議声明

今治市教育委員会教育委員長 小田道人司 様上島町教育委員会教育委員長 小沢 宏次 様フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)事務局長 福山真劫 愛媛県今治市教育委員会および同上島町教育委員会は、8月27日、2010・2011年度使用の中学校用歴史・公民教科書の採択にあたって、「新しい歴史教科書をつくる会」が編集した扶桑社版歴史・公民教科書(以下「つくる会・扶桑社版」教科書)を採択しました。 平和フォーラムは、今治市・上島町の教育に対して大きな危惧を感じるとともに、強権的で極めて政治的な教科書採択に対して強く抗議するものです。 両教育委員会では、歴史教科書であるにもかかわらず、教育委員の意見

原子力空母の横須賀再入港反対緊急行動に70人が参加

    原子力空母ジョージ・ワシントンの米海軍横須賀への再入港に反対する抗議行動が、9月3日午前、横須賀市のうみかぜ公園で行われました。 抗議行動を呼びかけたのは、神奈川平和運動センターと三浦半島地区労の2団体。緊急のとりくみでしたが70人が集まり、「ジョージ・ワシントンの横須賀入港反対」、「横須賀に原子力空母はいらない」とシュプレヒコールをあげました。。 →詳報

ニュースペーパー2009年9月号

インタビューシリーズ ヘルスケア労協会長 村山正栄さんに聞く 今年の原水禁世界大会を振り返って 原水禁世界大会国際会議の討議 政権交代を日朝国交正常化の機会にしよう いま改めて問う原子力発電の是非 NO NUKES FESTA2009の概要決まる 【インタビュー・シリーズ その38】崩壊寸前の日本の医療制度問題を知ってほしい保健医療福祉労働組合協議会(ヘルスケア労協)会長 村山正栄さんに聞く 【プロフィール】1948年新潟県柏崎市生まれ。68年、千葉大学医学部付属放射線技師学校専攻科(現在廃校)に入学。臨床放射線技師、第2種放射線主任者免許取得。69年に長岡赤十字病院に就職