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新政権に期待する 地球温暖化防止・自然エネルギーへとエネルギー政策の転換が時代の焦点になっています。持続可能な社会を作り出すために、オバマ米大統領は「グリーンニューディール政策」を打ち出し、鳩山首相は、「温室効果ガス1990年比25%削減」を打ち出しました。しかし鳩山新政権は、放射能をまき散らし、使用済み燃料の処分場もなく、事故ばかり起こし、地球環境を破壊し続けている原発と核燃料サイクルについて、自公政権時代の方針を転換するのかどうか、明確ではありません。 民主党のマニフェストには、「安全を第1として、国民の理解と信頼を得ながら、原子力については着実に取り組む」、社民党のマニフェストには
2009年11月01日
障害のある人が地域で安心して公平に医療・福祉を受けられる政策の必要性は長い間求められています。しかし精神障害のある人については、むしろ強制的隔離収容と日常生活の監視の下で医療継続を強制するきわめて差別的な心神喪失者等医療観察法が実施され続けています。医療観察法は、強制的隔離措置をカモフラージュするために医療施設などのハコモノには大量の税金をつぎ込んできましたが、この法自体がつくり出す差別と偏見のために、地域住民の反対などにあって医療施設の建築も進まず、代用病院で患者を隔離するという「手厚い医療」の崩壊など法の実質的破綻状況がどんどん拡大しています
普天間基地の即時閉鎖と辺野古新基地建設の断念を求める緊急集会、450人が基地撤去で決意を固める
10月22日・23日の両日、沖縄県から「基地の県内移設に反対する県民会議」の代表団が上京しました。沖縄県では9月18日に「普天間基地の即時閉鎖・辺野古新基地建設反対!9.18県民集会」が開かれましたが、その時に採択された決議を、政党や関係省庁に手渡すことが代表団の目的です。代表団は、10月22日の午後には、社会民主党・日本共産党・内閣官房に、また23日には外務省・防衛省に要請を行いました。22日の夜には国会そばの星陵会館で、「普天間基地の即時閉鎖と辺野古新基地建設の断念を求める緊急集会」を開催し、450人が参加しました。沖縄と本土、国会議員・自治
この7月から全国各地でとりくまれてきた2009「在日朝鮮人歴史・人権週間」の関西集会が、10月17日、神戸市の教育会館に約150人の参加者を得て開催されました。主催は、兵庫県の日朝団体、労組、関西地域の朝鮮人強制連行真相調査団などで構成された実行委員会です。 集会では、まず、「海を越えてつながる私たち」と題した宝塚市を中心に活動している劇団水曜日の公演が行われました。ら致問題が起きたとき在日の人たちに「朝鮮に帰れ」という心ない発言が行われたことなど、身近にある差別と歴史の問題について熱演。また、韓国から元軍隊慰安婦を招いての証言集会や交流を通じたエピソード、世界各国で起きている日本の首相に公
『在日朝鮮人歴史・人権週間』関西集会 *ここで使用する「朝鮮」とは南北朝鮮全体を包括するものであり現在の国籍に限定されない概念です。 私たちは、朝米の直接対話と南北朝鮮の新たな動きが始まり、日本において政権交代が実現した時期に関西集会を開催しました。 今回の開催地の神戸市は戦争時に全国屈指の軍需工場が集中し、数千名の朝鮮人が連行された典型的な強制連行地であり、中央区にある東福寺では空襲下で防空壕にとじこめられ亡くなった朝鮮人被害者の無縁仏が供養されています。 私たちは、強制連行被害者遺族の証言、日本弁護士連合会の勧告と報告書から朝鮮人強制連行の歴史的事実を法的な視点から討議し、以下のこと