新着情報
10/5「きれいな水といのちを守る第37回全国集会」を開催しました
きれいな水といのちを守る第37回全国集会報告 10月5日、東京文京区の全水道会館で「きれいな水といのちを守る第37回全国集会」が開かれました。今年は「きれいな水といのちを守る全国連絡会」の結成50周年を記念し、「水循環フェス」と銘打ち、講演やワークショップ、体験コーナーなどが同会館全体を使って同時並行に開かれ、子どもたちも含め大勢の参加者が、合成洗剤などの有害化学物質や水・環境をめぐる課題について考えました。 オープニングで、辻谷貴文同連絡会事務局長の挨拶ののち、2004年に全国連結成30周年を記念して制作されたドキュメンタリー「合成洗剤のないくらし 水の再生 いのちの共生を」
2024年10月01日
渡辺洋介 1.世論をミスリードする日本のマスメディア 2024年9月9日、朝鮮民主主義人民共和国(以下「北朝鮮」)の建国記念日に金正恩総書記が平壌で朝鮮労働党と政府の幹部らを前に演説をした。演説の多くは、地方経済発展政策など経済政策に関する内容で、核兵器政策を含む国防に関する内容は決して多くはなかった。それにも関わらず、日本のマスメディアは、核兵器政策の部分だけを切り取って報道した。例えば、2024年9月10日付『読売新聞』は「北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は9日、建国76年に合わせた演説を首都平壌で行い、核開発を継続する方針を示した。『私たちは責任ある核保有国だ。核戦力を絶えず強化する
2024年8月30日、「関東大震災101年朝鮮人虐殺責任追及を求める集会」が開催されました。 集会では特別講演と真相追及に関する報告が行われましたが、米イースタン・イリノイ大学のリー・ジンヒ教授のビデオ報告は、時間の関係上、上映することができませんでした。 リー教授のご協力を得て、公開に至りましたので是非ご覧ください。 集会にご参加いただいた方や、関東大震災時の朝鮮人虐殺問題に関心のある皆様にご覧いただけましたら幸いです。 関東大震災朝鮮人虐殺の真相追及に関する報告(リー・ジンヒ教授) Copyright © 2024 Jinhee J. Lee, Ph.D.
ガザに接続するヒロシマ・ナガサキ ―平和祈念式典へのイスラエル招待問題をめぐって
役重善洋 はじめに 2023年10月7日以降、ガザでは4万人以上の住民が殺害されているが、ネタニヤフ政権は、ガザ掃討作戦を止める気配を微塵も見せず、むしろ、積極的にレバノンへと戦線を拡大している。米国はイスラエルへの武器支援を継続することで、こうした動きを積極的に支持しているように見える。世界は核戦争勃発をも含めた事態の破滅的エスカレーションの瀬戸際に立たされている。 イスラエル閣僚による核兵器使用容認発言と歴史認識問題 核の問題は、人類生存の問題であると同時に、第二次世界大戦後の国際秩序をめぐる歴史認識問題と直結する。広島・長崎への原爆投下こそが世界大戦を終わらせたとの認識が米国
「戦後79年 戦争犠牲者追悼、平和を誓う8.15集会」を開催しました
戦後79年を迎えた8月15日、平和フォーラムは千鳥ヶ淵戦没者墓苑において「戦争犠牲者追悼、平和を誓う8.15集会」を約150人の参加のもと、開催しました。 正午に黙とうを行い、平和フォーラムから染裕之・共同代表が「平和への誓いと慰霊のことば」(本記事下部に掲載)を捧げました。引き続いて、立憲民主党の阿部知子・衆議院議員、社会民主党の福島瑞穂・参議院議員、戦争をさせない1000人委員会の内田雅敏・事務局長がそれぞれ追悼のことばを述べました。その後、平和フォーラム構成団体代表および参加者が墓前に献花を行いました。 平和フォーラムは、すべての戦争犠牲者を追悼し、不