新着情報
シンポジウム「韓国で実現して5年 いま、外国人参政権を考える」
6月4日、シンポジウム「韓国で実現して5年 いま、外国人参政権を考える」が、東京の在日本韓国YMCAホールで開かれ、約80人が参加しました。主催は、平和フォーラムも参加する「定住外国人の地方参政権を考える日・韓・在日ネットワーク」です。 「外国人地方参政権」は、2009年秋、民主党を中軸とした政権が誕生して、すぐにも実現にするかのように見られました。しかし、それが故に反対派による強烈な巻き返しがなされ、2010年になって頓挫しました。加えてその後、前原外相や菅首相に対して、外国人排斥主義が透けて見える“政治献金問題”によるバッシングも強まり、実現ははさらに遠のいていま
日朝連絡会学習会-「制裁延長と震災関連の状況」「朝鮮半島情勢」テーマに
6月1日、日朝国交正常化連絡会は、総評会館で約30名が参加して、学習会と会合を行いました。連絡会の会合は、2月に行った後、3月末に制裁延長問題をテーマに行う予定でしたが、3月11日に発生した東日本大震災の影響で延期していたものを再開したものです。日本の被災に対する国際的な支援・義援金なども広がり、国交のない朝鮮民主主義人民共和国からも赤十字社を介して行われました。しかし、日本政府・外務省は国際的な支援一覧に紹介せず、一方で4月5日に1年間の制裁延長を閣議決定しました。日本のこうした対応は、放射能汚染についての国際社会に対する責任感の欠如とともに、
2011年06月01日
福島の原発事故の状況は、何ら改善されていない。事態の収束に向けた「工程表」も、最初の格納容器を水で満たす「水棺」の段階でつまずいてしまった。原子炉の状態を的確に把握しているのかどうか疑問に感じる。5月18日には、新しい工程表が提示されたが、事態の推移はどうなのだろうか。収束の時期は変えないとしているが、そのこと自体にも疑問を感じる。企業論理や様々な思惑の入り混じった工程表でないことを願っている。 事故の原因は様々主張されているが、冷却のための海水注入までの時間経過や、津波や地震の想定に、コストや経営の問題が挟まれていなかったのだろうか。人災と言われる所以がそこにあるように思う。 5
2011年06月01日
ビデオ報告 2011年5月のドイツでの脱原発デモ参加と視察の報告
原水禁・平和フォーラムの代表団は、2011年5月24日からドイツを訪れ、脱原発を求める団体・議員などと交流し、28日にはドイツ全土で16万人が参加した脱原発デモに加わった。 主な視察先は省エネを進めるフライブルグ市内と同市の緑の党支部、エコ研究所、ベルリンでは緑の党の役員や国会議員、国際反核法律家協会、放射線防御協会など。 視察先やデモ行進では、東京電力福島原発事故が大きな関心を呼び、脱原発に向けて国際的な運動を強めることが確認された。なお、ドイツ政府は6月6日に、2022年までに国内全ての原発を廃炉にすることを決定した。 その視察・交流とデモの様子をビデオにまとめま