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2011年8月4日 中学歴史・公民教科書採択にあたっての平和フォーラム声明 フォーラム平和・人権・環境 事務局長 藤本泰成 今年4月に検定合格した「育鵬社」および「自由社」版の中学歴史・公民教科書について、平和フォーラムは、1.過去の日本によるアジア侵略戦争を事実をゆがめてまで肯定していること、2.国家主義的内容が多いこと、3.労働者や障害者、女性など社会的弱者の立場に立った人権的視点が不足していること、4.戦前の家父長的家族観に基づくなど、戦後の日本国憲法が示してきた国民主権・平和主義・人権尊重の社会観にそぐわないことを指摘してきました。また、アジア各国からその内容に不快感が表明され、将来
2011年08月04日
福島市で開かれた「被曝66周年原水禁世界大会」の関連企画として、8月1日に震災と原発事故に直面している南相馬市などの被災地の視察や、桜井勝延南相馬市長との意見交換のフィールドワークを行いました。 海に近い地域では、一面が大津波に襲われ、いまだに倒壊したままとなっている家々や、ようやく復旧作業に取りかかった現場を見ながら、津波の恐ろしさを実感しました。また、放射線の線量計で計測していくと、特に飯舘村では相当に高い数値が出ました。そのため飯舘村は避難地域とされ、無人となった集落や、荒れ果てた田畑が続いていました。周辺の自治体とのあまりの格差に参加者は言葉を失っていました。 桜井市長との
「瀬戸内の原発予定地しづかなり海ゆく鳥の啼きかはす声」(山口:宮田ノブ子さん)。 7月10日、原発立地県会議の翌日、新山口駅から新幹線に乗って開いた"毎日歌壇"掲載の短歌。山口県上関町長島に建設予定の中国電力・上関原子力発電所を歌っている。上関原発の建設工事は、今年に入って埋め立て準備工事が強行され、多くの台船と30年もの長きにわたって反対する祝島住民の漁船との対峙が続いた。陸上でも工事関係者や警備員と反対の市民とが睨みあった。その最中に福島第一原子力発電所の事故が起こり、世論は一変した。上関原発建設予定地の周辺自治体議会は、原発工事の凍結を求める決議を上げ続けている。賛成派も反対派も同
2011年08月01日