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1853年、米国のバージニア州・ノーフォークを出航したペリー提督率いる米艦隊は、大西洋・インド洋を横断し南シナ海から当時の琉球王国に到着した。この艦隊は、その後浦賀に来航し江戸幕府に開国を迫ったことはつとに有名だ。鎖国政策から210年余り、この艦隊が江戸幕府に与えた衝撃は大きく、1854年の「日米和親条約」、1858年の「日米修好通商条約」等の不平等条約は、江戸幕府崩壊の大きな要因である。今の日本、特に沖縄を見ていると、日本の不幸は、このペリー艦隊の来航に起因しているのではないかと感じる。 明治維新を成し遂げる薩摩藩や長州藩。攘夷を藩論として倒幕に進んでいた両藩は、薩英戦争・下関戦争を通
2012年06月01日
インタビュー 原子力資料情報室共同代表 伴英幸さんに聞く 復帰40年の「沖縄」から見えてくるもの 今通常国会で人権侵害救済機関の設置を 食品表示の一元化をめぐる動き 第一次集約を迎える「さようなら原発1000万人署名」 核セキュリティーでの大問題はプルトニウム 東北アジアの非核化を求めて(2) 各地からのメッセージ 岡山県平和センター 本の紹介 「フクシマと沖縄」 さようなら原発1000万人署名第一次集約集会を開催 北海道電力泊原発の定期検査での停止に伴い、日本で稼働している原発が一つもなくなった5月5日、東京・芝公園で「原発ゼロの日 さようなら原発5.5集会」が開催され、好天
平和軍縮時評5月号 北朝鮮「衛星打上げ」 非難―制裁―挑発の負のスパイラルから抜け出す時 東北アジアにミサイル軍縮・管理の枠組みを 田巻一彦
4月13日の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の「衛星打地上げ」に対して、国連安保理はこれを「弾道ミサイル発射」だとして、4月16日に非難の議長声明を発した。北朝鮮はこれに強く反発している。一連の事態は、2月29日の「米朝合意」で見え始めた和解の兆しをかき消すだけでなく、6か国協議などを通して積み重ねられてきた朝鮮半島の信頼醸成の枠組全体を大きく後退させる可能性がある。しかし、私たちは20年近くくりかえされてきた「非難」と「挑発」の応酬から抜け出し、この地域の平和と安心のために何が必要かを冷静に考えるべきときである。◆事実経過  
2012年05月30日
報告 「TPPを考えよう 市民と政府の意見交換会」を初めて開催
平和フォーラムも賛同して、5月22日、東京「文京シビックセンターホール」で「~TPPを考えよう~市民と政府の意見交換会」が開かれました。これは、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)が、生活の様々な側面に根本的な変化を及ぼすにもかかわらず、市民の中には、『十分な情報がなく判断できない』、『参加したら暮らしはどうなるのか』、『TPPには不安がいっぱい』という声が多くあります。そこで、情報公開を求める全国の100以上の団体や市民の呼びかけに政府が応じ、市民主催による意見交換会が初めて開催されることになりました。(写真左) 会場には市民など2