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平和軍縮時評6月号 オスプレイ:米軍「環境レビュー」と民意無視の配備計画  塚田晋一郎

   米政府は、海兵隊の垂直離着陸輸送機MV-22オスプレイの普天間飛行場への配備をあくまでも遂行しようとしている。6月13日、日本政府は、米軍が作成した最終「環境レビュー」(ER)を公開した。米政府は一方的に作成・公表したこの文書をもって、配備・運用による危険の増大や環境悪化は起きないと結論づけた。    環境レビューは、沖縄全域でのオスプレイの飛行・訓練計画を改めて示した上で、日本全域での低空飛行訓練の実施計画を、飛行ルートを図示する形で明らかにした。このことにより、オスプレイ普天間配備が、実質的に沖縄のみならず、日本全域に直接的

日朝国交正常化連絡会総会・記念講演会報告

2012年の連絡会総会を6月26日(火)4時から東京の日本教育会館において開催しました。今年は2002年の日朝平壌宣言10周年にあたります。同時に、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)では金日成主席生誕100周年を記念しており、歴史的に節目の年で、この間訪朝した日本の関係者も少なくありません。朝鮮半島を植民地化した「韓国併合」から100年にあたる2010年に日朝関係の前進を勝ち取れなかった私たちとしては、2012年をぜひともきっかけにしたいという思いから、活発な討論が行なわれました。 総会では、まず基調報告と取組の提起を行なった後、全国からの活動報告や意見が出されました。訪朝団派

日朝国交正常化連絡会全国総会・記念講演会集会アピール-日朝平壌宣言10周年をむかえて交渉再開を訴える

   2002年9月17日、小泉純一郎首相が日本の首相として初めて訪朝し日朝首脳会談を行なってから、10年がたとうとしています。首脳会談で合意された日朝平壌宣言は、日朝の和解と諸懸案の解決を通じ国交正常化に至る道筋を示していました。しかし、日本人拉致問題の衝撃があまりに大きかったこと、そして、その後の諸懸案をめぐる議論が感情的で保守的な方向に流され解決に向けた交渉を進展させられなかったこと、さらに東北アジアの国際的緊張から核実験などが行なわれ相互に不信感が高まったことで、日朝平壌宣言はその意義を生かされずに来ました。    それだけで

報告 「TPP交渉の現状」でNZの大学教授の講演会とシンポ開催

   平和フォーラムも協力し、6月21日、東京・日比谷図書文化館で、国際的にTPP(環太平洋連携協定)反対の運動を呼びかけているニュージーランド・オークランド大学のジェーン・ケルシー教授(写真右)を迎えての講演会とシンポジウムを開催しました。(主催「STOP TPP!市民アクション」)。市民など約150人が参加。ケルシー教授はTPPは「1%による1%のための合意」と批判したうえで、投資の自由化をめぐる動きなどTPP交渉の現状について解説するとともに、国際的な反TPP運動の必要性も強調しました。 6月になって、TPP交渉にメキシコとカナダが参加することが認められたと報じられています。その

原水禁/大飯原発3・4号機の再稼働決定に対する抗議声明

http://www.peace-forum.com/gensuikin/kizi/120617seimei.html

1000万人署名を衆議院議長へ提出―報告集会を開催

http://gensuikin.peace-forum.com/2012/06/12/120612news/

ビデオ報告 6.12さようなら原発1000万人署名報告集会

 6月12日に、約750万を集めた「脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名」の一部、180万筆分を横路孝弘衆院議長に提出し、その報告集会が衆議院第一議員会館大会議室で開かれました。呼びかけ人の鎌田慧さん、内橋克人さん、澤地久枝さん、落合恵子さんが「署名の重みを認識して、大飯原発の再稼働をしないで、脱原発を」と訴えました。これに対し、菅直人前首相は「3.11で私は脱原発に考えを変えた。子や孫に原発のない世界を残したい」と答えました。さらに参加した約40人の衆参議員からもそれぞれ発言がありました。 その集会の内容をビデオにまとめました。(9分46秒)