新着情報

基地も原発も、私たちに必要はない

6月13日(現地時間)、米空軍垂直離着陸輸送機オスプレイCV-22(MV-22 は海兵隊仕様)が米フロリダ州で墜落した。4月のモロッコにおける墜落事故に続いて今年2度目。オスプレイは開発段階から墜落事故を連続して起こし、「ウィドー・メイカー」(未亡人製造機)という汚名も着せられている。 米軍はこのオスプレイを、住宅地に隣接して極めて危険と言われる沖縄普天間飛行場に配備しようとしている。沖縄県民の負担軽減を目途に返還するとされている普天間にである。2004年にも、沖縄国際大学構内に普天間基地所属の米海兵隊大型輸送ヘリCH-53が墜落するという事故が起きている。幸いけが人はなかったが、住宅街

2012年07月01日

ニュースペーパー2012年7月号

インタビュー 「制服向上委員会」会長 橋本美香さんに聞く 核兵器廃絶に向けた今後の課題 「さようなら原発10万人集会」の成功に向けて 外国人学校・民族教育の制度的保障を PRTR情報を活用して環境保全を 核兵器が世界を不安定にしている 投稿コーナー「震災がれき焼却灰の受け入れを芦名の住民はなぜ拒んだのか」 各地からのメッセージ 長野県労組会議 映画評「お米が食べられなくなる日」 副事務局長に就任して  6月15日、「さようなら原発一千万署名市民の会」は、「脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める署名」を首相官邸で藤村修官房長官(右)に手渡しました。署名の呼びかけ人である大江

平和軍縮時評6月号 オスプレイ:米軍「環境レビュー」と民意無視の配備計画  塚田晋一郎

   米政府は、海兵隊の垂直離着陸輸送機MV-22オスプレイの普天間飛行場への配備をあくまでも遂行しようとしている。6月13日、日本政府は、米軍が作成した最終「環境レビュー」(ER)を公開した。米政府は一方的に作成・公表したこの文書をもって、配備・運用による危険の増大や環境悪化は起きないと結論づけた。    環境レビューは、沖縄全域でのオスプレイの飛行・訓練計画を改めて示した上で、日本全域での低空飛行訓練の実施計画を、飛行ルートを図示する形で明らかにした。このことにより、オスプレイ普天間配備が、実質的に沖縄のみならず、日本全域に直接的

日朝国交正常化連絡会総会・記念講演会報告

2012年の連絡会総会を6月26日(火)4時から東京の日本教育会館において開催しました。今年は2002年の日朝平壌宣言10周年にあたります。同時に、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)では金日成主席生誕100周年を記念しており、歴史的に節目の年で、この間訪朝した日本の関係者も少なくありません。朝鮮半島を植民地化した「韓国併合」から100年にあたる2010年に日朝関係の前進を勝ち取れなかった私たちとしては、2012年をぜひともきっかけにしたいという思いから、活発な討論が行なわれました。 総会では、まず基調報告と取組の提起を行なった後、全国からの活動報告や意見が出されました。訪朝団派

日朝国交正常化連絡会全国総会・記念講演会集会アピール-日朝平壌宣言10周年をむかえて交渉再開を訴える

   2002年9月17日、小泉純一郎首相が日本の首相として初めて訪朝し日朝首脳会談を行なってから、10年がたとうとしています。首脳会談で合意された日朝平壌宣言は、日朝の和解と諸懸案の解決を通じ国交正常化に至る道筋を示していました。しかし、日本人拉致問題の衝撃があまりに大きかったこと、そして、その後の諸懸案をめぐる議論が感情的で保守的な方向に流され解決に向けた交渉を進展させられなかったこと、さらに東北アジアの国際的緊張から核実験などが行なわれ相互に不信感が高まったことで、日朝平壌宣言はその意義を生かされずに来ました。    それだけで

報告 「TPP交渉の現状」でNZの大学教授の講演会とシンポ開催

   平和フォーラムも協力し、6月21日、東京・日比谷図書文化館で、国際的にTPP(環太平洋連携協定)反対の運動を呼びかけているニュージーランド・オークランド大学のジェーン・ケルシー教授(写真右)を迎えての講演会とシンポジウムを開催しました。(主催「STOP TPP!市民アクション」)。市民など約150人が参加。ケルシー教授はTPPは「1%による1%のための合意」と批判したうえで、投資の自由化をめぐる動きなどTPP交渉の現状について解説するとともに、国際的な反TPP運動の必要性も強調しました。 6月になって、TPP交渉にメキシコとカナダが参加することが認められたと報じられています。その

原水禁/大飯原発3・4号機の再稼働決定に対する抗議声明

http://www.peace-forum.com/gensuikin/kizi/120617seimei.html