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2500人参加し「『生命の尊厳』をもとに、原発も基地もない平和な社会へ 憲法理念の実現をめざす第49回大会(護憲大会)」

    上関原発建設や米軍岩国基地に対して長年とりくみを続けてきた山口県の山口市の地で、「『生命の尊厳』をもとに、原発も基地もない平和な社会へ 憲法理念の実現をめざす第49回大会(護憲大会)」を正式名称に、維新百年記念公園内の県スポーツ文化センターアリーナをメイン会場として11月9日から11日までの日程で第49回護憲大会が開催されました。全国47都道府県持ち回りで行われる護憲大会の、山口県での開催は初めてで、37番目の開催県となりました。 今回の大会は、衆議院解散目前の政治状況のなかで、1.未曾有の東日本大震災・福島原発事故被災からの復興と脱原発、2.

「生命の尊厳」をもとに、原発も基地もない平和な社会へ 憲法理念の実現をめざす第49回大会(護憲大会)アピール

   私たちは、上関原発建設や米軍岩国基地に対して長年とりくみを続けてきた山口県の山口市に集い、憲法理念の実現をめざす第49回大会(護憲大会)を行いました。    昨年3月11日の東日本大震災・福島第一原発事故による未曽有の被害は、私たちに改めて「生命の尊厳」のために、脱原発社会への変革や、憲法理念の実現を問いかけました。    しかし、事態は、震災からの復興を前に、「領土問題」という形で、東アジア諸国との関係を悪化させ、偏狭なナショナリズムを煽り、軍事力増強や集団的自衛権の行使を是としたり、憲法理念の破

「止めるぞ!オスプレイの沖縄配備 許すな!低空飛行訓練」集会に4,000人が参加

   10月1日に、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが、沖縄県宜野湾市の普天間飛行場へ強行配備されたことに抗議して11月4日、東京・芝公園を会場に「止めるぞ!オスプレイの沖縄配備 許すな!低空飛行訓練」集会が開催され、好天に恵まれる中、全国から約4,000人が参加しました。集会は、オスプレイの沖縄配備に反対する首都圏ネット(首都圏ネット)と平和フォーラムが主催しました。 初めに主催者あいさつとして、平和フォーラムの藤本泰成事務局長が、「アメリカで飛ばすことのできないオスプレイが、なぜ日本で飛ぶのか。アメリカは今だ、日本を『敗戦国・日本』と見ているのではないか」と訴えました

ビデオ報告「11.4止めるぞ!オスプレイの沖縄配備 許すな!低空飛行訓練 全国集会」での山城博治沖縄平和運動センター事務局長の訴え

 11月4日、東京・芝公園で開かれた「止めるぞ!オスプレイの沖縄配備 許すな!低空飛行訓練 11.4全国集会」には4000人が参加。そのなかで、沖縄平和運動センターの山城博治事務局長が「なんとしてもオスプレイを撤去させるまで闘う」と決意を表明し、全国に連帯を呼びかけました。その山城さんの訴えをビデオにしました。(9分56秒)

変わることへの勇気─パキスタンの少女に学ぶ─

パキスタンの女子中学生マララ・ユスフザイさんが、武装勢力に銃撃され瀕死の重傷を負った。パキスタンタリバン運動が犯行声明をあげている。少女は、女子の教育の禁止などを強制するタリバンに反発し、「私には教育を受ける権利がある、歌ったり、おしゃれをしたり、自由に発言する権利がある」と米国メディアに語っていた。この勇気ある発言は、大勢の少女の共感を得ていたと伝えられる。国際社会からもタリバンへの非難声明が多くあげられている。ザルダリ大統領も、彼女の行動を「抑圧に立ち向かうパキスタン女性の象徴」と評価し、タリバンへの非難声明を発表している。旧ソ連や米国の軍事介入の中で闘い続けてきたタリバン勢力をどう評価す

2012年11月01日

ニュースペーパー2012年11月号

インタビューシリーズ 全農林労働組合 委員長 棚村 博美さんに聞く 平壌宣言を履行する全国運動を 尖閣から見えてくる「第三の戦後」 TPPここが問題(4)どうなる医療制度 在外被爆者をめぐる裁判で勝訴判決 エネルギー戦略の腰砕けで深刻な矛盾 「セキュリティーに資する」ために再処理中止を 投稿 あらゆる手段で大間原発の建設工事を止めたい 各地の活動紹介 石川県平和運動センター 本の紹介「世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析」 第44回食とみどり、水を守る全国集会の案内    政府は今後の原発・エネルギー政策のあり方について、国民からの意見を募集しましたが、圧倒的に出来るだけ早い時

平和軍縮時評10月号 生命の母・海からの警告 ―続く海の放射能汚染―  湯浅一郎

はじめに    東電福島第一原発事故から2回目の秋である。昨年の今頃は、旬のサンマを安心して食べられるのかなどが大きな問題になっていたが、今年はほとんど話題にのぼらなくなった。サンマについては、あまり深刻な汚染になっていない面はある。しかし海洋の生態系全体への影響に関しては不明なことが多いし、二次汚染の進行という意味では、事態は何も良くはなっていない。    この問題について、筆者は、本時評2011年8月号の「福島原発事態による海洋の放射能汚染」で、事故から半年弱の状況から見えることを整理した。さらに水産庁、文科省、東電などの2011

止むことのない米兵犯罪に抗議する声明

2012年10月17日     止むことのない米兵犯罪に抗議する声明 フォーラム平和・人権・環境 事務局長 藤本泰成    またしても米軍兵士の犯罪が発生した。    10月16日午前3時35分頃、沖縄県中部市で、米海軍の上等水兵、同三等兵曹の2名が、帰宅途中の日本人女性に性的暴行を加え、集団強姦と致傷容疑で沖縄県警に逮捕された。    卑劣きわまりない性暴力が、またしても現役米軍兵士によって引き起こされた。    この事件に先立つ本年8月、那覇市内で米海兵隊員による強制わい