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平和軍縮時評8月号 学ぶべきニュージーランド的安保思考 ―「ワシントン宣言」で対米「防衛協力」を拡大しても  田巻一彦

独自の平和主義的スタンスを堅持 6月19日、米国とニュージーランドは「アメリカ合衆国とニュージーランドの間の防衛協力に関するワシントン宣言」に合意した。 「平和運動」の片隅に加わってきた筆者にとってニュージーランドは、輝かしいお手本であり、目標でありつづけてきた。そのNZが米国との「防衛協力」を謳った…一報を聞いたとき、筆者は少なからぬ失望を抱いたことを正直にいっておこう。「NZもついに『軍門に屈した』か」― しかし、「宣言」をよく読んでみると、その失望は杞憂であったと思えるのである。それよりもむしろ、憲法平和主義に立った安全保障を求める日本の市民にとって、大きな示唆を与えるものであった

千鳥ヶ淵「戦争犠牲者追悼、平和を誓う集会」に200人参加

    敗戦67年目の8月15日、平和フォーラムは東京・千鳥ヶ淵の国立戦没者墓苑で「戦争犠牲者追悼・平和を誓う集会」を行い、各団体の代表など約200人が参加しました。平和フォーラムは、政権交代後の一昨年来、千鳥ヶ淵墓苑での追悼を、衆議院議長や全閣僚に要請しましたが、これに応えて、集会に先立ち、横路孝弘・衆議院議長が参拝しました。この他、野田首相も参拝・追悼しました。集会は、無名戦役者の遺骨を納めた納骨場所(六角堂)の前で、I女性会議の中村ひろ子中央常任委員の司会・進行ですすめられ、正午の時報にあわせて黙とうしました。続いて、江橋崇・平和フォーラム代表、大

戦争犠牲者追悼、平和を誓う集会・誓いの言葉

フォーラム平和・人権・環境代表 江 橋 崇    本年もまた、第二次世界大戦の終戦の日がやってきました。この戦争で尊い命を奪われたアジア各国の犠牲者のみ魂に追悼の誠を捧げ、残されたご遺族に心よりの慰謝の気持ちを表します。    第二次大戦の惨禍の記憶の風化が叫ばれるようになって久しいものがあります。かつて日本では、第二次大戦の経験を「原体験」と呼ぶことが多かったと思います。その人にとって決定的な体験で、人生の歩みがそこで止まってしまって前に出られないような気持ち、あるいは、その後に起きていることはすべてその体験を起点としてしか考えるこ

ビデオ報告 「戦争犠牲者追悼、平和を誓う8.15集会」

 2012年8月15日に、東京・千鳥ヶ淵戦没者墓苑で開かれた、フォーラム平和・人権・環境主催の「戦争犠牲者追悼、平和を誓う8.15集会」の様子をダイジェストにビデオにまとめました。(5分10秒)

ビデオ報告 原水禁世界大会・長崎大会最終日のまとめ集会

 被爆67周年原水爆禁止世界大会は、8月9日、長崎大会のまとめ集会を行い、全日程を終了しました。まとめ集会には全国から2000人が参加し、核廃絶と脱原発運動をさらに発展させることを確認しました。その集会と非核平和行進の内容などをダイジェストにビデオにまとめました(9分)

報告 被爆67周年原水禁世界大会の全日程終わる 長崎大会でまとめ集会

    被爆67周年原水爆禁止世界大会は、8月9日、長崎大会のまとめ集会を行い、全日程を終了しました。まとめ集会には全国から2000人が参加し、核廃絶と脱原発運動をさらに発展させることを確認しました。 集会で主催者を代表し、川野浩一・大会実行委員長(原水禁議長)「原爆も原発も同じ核だ。国民の世論は脱原発に向かっている。私たちはこの先頭に立とう」と呼びかけました。オスプレイの配備問題を抱える沖縄から、屋良チエミ宜野湾市議会議員が「沖縄県民一丸となって、危険なオスプレイの配備を許さない。本土でも飛行訓練がある。みんなで阻止しよう」と訴えました。また、福島からは渡部英

被爆67周年原水爆禁止世界大会報告/各日・ビデオ・分科会

被爆67周年原水爆禁止世界大会報告/各日・ビデオ・分科会