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「朝鮮学校はずしにNO!すべての子どもたちに学ぶ権利を!」集会・パレード
「すべての子どもたちに学ぶ権利を!」─朝鮮学校への「高校無償化」の適用を求めて、3月31日に東京・日比谷野外音楽堂で全国集会が開かれました。全国の朝鮮学校の生徒や保護者、学校関係者のほか、平和フォーラムや市民団体などから7500人が参加し、「朝鮮学校だけを無償化から除外するのは差別だ」「自治体による朝鮮学校への補助金復活を!」などをアピールし、集会後に銀座へのパレードを行いました。 民主党政権下の2010年4月に「高校無償化」が実施され、当初は全ての外国人学校も対象になるはずでした。しかし、朝鮮学校だけ「北朝鮮による拉致や核問題」を理由に適用が先延ばしされ、昨年の政権交代によって、安倍政権は
平和軍縮時評3月号 オスプレイ配備と運用の現状 ―配備撤回に向けた今後のために 塚田晋一郎
沖縄の普天間飛行場に米海兵隊MV-22オスプレイ12機が配備されてから、約半年が経過した。今年の夏頃にはさらに12機の普天間配備が計画されており、また来年以降、米空軍特殊部隊仕様のCV-22オスプレイの嘉手納基地への配備の計画がある。 本稿では、昨年10月のオスプレイ普天間配備の前後から現在までの流れとその問題点を改めてまとめる。 オスプレイ12機の普天間配備 昨年7月23日に山口県の岩国基地に陸揚げされた12機のオスプレイは、約2か月間の様子見ののち、10月1日から6日にかけて、五月雨式に沖縄県の普天間飛行場に飛行移動した。防衛省の定義によると、その時点では普天間への「移動」であり
3.28「TPP交渉参加の撤回を求める生産者・消費者行動」おこなう
3月15日に安倍晋三首相が環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加を表明したことに抗議し、その撤回を求めて、フォーラム平和・人権・環境は3月28日に、全日本農民組合連合会や北海道農民連盟、日本消費者連盟などとともに「性急すぎるTPP交渉参加の撤回を求める生産者・消費者行動」を行いました。参議院議員会館で開いた集会には、全国から100人以上が参加、各党代表の意見表明などを受け、外務省への要請や農林水産省・厚生労働省との意見交換を行いました。 主催団体として平和フォーラムの石原富雄副代表は「TPPは農業・農民だけの問題ではない。食料自給率の低下や地域経済への影響は甚大だ。7月の参議
2003年12月に就任して以来、平和フォーラムのとりくみの重要な役割を果たされてきた副代表の清水澄子さん(享年84歳)は本年1月14日、永眠されました。清水さんは、1951年に福井県労働組合評議会に勤務し、働く女性の権利拡大のとりくみをはじめられ、I女性会議の前身である日本婦人会議の結成から中心的役割を担い、参議院議員としても活躍し、毎年の憲法理念の実現めざす大会(護憲大会)では人権や戦後補償のオピニオンリーダーとして、また、日朝国交正常化連絡会の共同代表として、アジアの平和と人権の確立を求めて尽力されてきました。清水さんは、4年前に肺がんと診断され、抗がん剤治療を受ける闘病のもとでも