新着情報

「清水澄子さんを偲ぶ会」開く

2003年12月に就任して以来、平和フォーラムのとりくみの重要な役割を果たされてきた副代表の清水澄子さん(享年84歳)は本年1月14日、永眠されました。清水さんは、1951年に福井県労働組合評議会に勤務し、働く女性の権利拡大のとりくみをはじめられ、I女性会議の前身である日本婦人会議の結成から中心的役割を担い、参議院議員としても活躍し、毎年の憲法理念の実現めざす大会(護憲大会)では人権や戦後補償のオピニオンリーダーとして、また、日朝国交正常化連絡会の共同代表として、アジアの平和と人権の確立を求めて尽力されてきました。清水さんは、4年前に肺がんと診断され、抗がん剤治療を受ける闘病のもとでも

政府の環太平洋戦略経済連携協定(TPP)交渉参加表明に対する声明

フォーラム平和・人権・環境                                                

「主権回復国際社会復帰記念の式典」に関する事務局長見解

2013年3月13日 「主権回復国際社会復帰記念の式典」に関する事務局長見解 フォーラム平和・人権・環境 事務局長 藤本泰成    3月12日、政府主催の「主権回復国際社会復帰記念の式典」を、1952年の「サンフランシスコ講和条約」が発効した4月28日に合わせて開催することを閣議決定しました。政府は「(敗戦から)7年間の長い占領期間を知らない人が増えている」「節目の日を記念し、わが国の国際社会の平和と繁栄への貢献の意義を確認する」との理由を示しています。しかし、これまで政府主催のこのような式典が開かれたことはなく、唐突に天皇・皇后までも巻き込む式典を開催する理由と

安倍内閣による環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加の姿勢に対する見解

        フォーラム平和・人権・環境                                        &nbs

ビデオ報告「3.9つながろうフクシマ!さようなら原発大集会」

3月9日に東京・明治公園で開かれた「つながろうフクシマ!さようなら原発大集会」の全発言者の発言ダイジェストとパレード行進の様子をビデオにまとめました。(約10分)

「つながろうフクシマ!さようなら原発大集会」に1万5000人参加

2011年3月11日の東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から2周年を前に、3月9日、東京・明治公園で「さようなら原発1千万署名市民の会」主催で、「つながろうフクシマ!さようなら原発大集会」が開かれ、全国から1万5千人が参加しました。 集会は二部形式で開かれ、第1部は日本音楽協議会のオープニングライブを皮切りに、脱原発に取り組む各団体や各地からリレートークが行われました。福島県葛尾村から避難している小島力さんは村民による集団訴訟の取り組みを、国際環境NGOFoE Japanの満田夏花さんは「原発ゼロの後退を許すな」と訴え、原子力資料情報室の伴英幸さんも「原発再稼働をさせてな

日朝連絡会学習会-「朝鮮半島情勢と非核・平和に向けた課題」テーマに

   3月8日、日朝国交正常化連絡会は、連合会館で約30名が参加して、学習会と会合を行いました。冒頭、1月14日に亡くなられた清水澄子連絡会共同代表(朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会代表)に黙とうを捧げるとともに、福山真劫共同代表(平和フォーラム代表)が追悼の言葉を述べました。学習会では、李鍾元早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授から「朝鮮半島情勢と非核・平和に向けた課題」について講演と提起を受け、つづいて和田春樹顧問(東京大学名誉教授)が「北朝鮮とどのように向き合うか」の補足提起を受け、意見交換しました。厳しい状況ではあるけれども、対話のチャンネルをさま

垂直離着陸輸送機MV-22オスプレイの低空飛行訓練・夜間飛行訓練実施への抗議声明

2013年3月5日   垂直離着陸輸送機MV-22オスプレイの低空飛行訓練・夜間飛行訓練実施への抗議声明フォーラム平和・人権・環境事務局長 藤本泰成   在日米軍サルバトーレ・アンジェレラ司令官は、2月28日の日本外国特派員協会での記者会見で、沖縄県普天間基地に配備されている垂直離着陸輸送機MV-22オスプレイの国内での訓練実施を発表しました。遅れて、小野寺五典防衛大臣も同日、配備済みオスプレイ12機のうち3機が、3月6日から8日にかけて山口県岩国市の米軍岩国基地周辺において低空飛行訓練・夜間飛行訓練を実施することを発表しました。飛行訓練ルートについては、3月4日

日本社会が容認する「体罰」(暴力)=いじめ

大阪市立桜宮高校バスケット部主将の自殺事件や女子柔道ナショナルチームに所属する選手らの日本オリンピック委員会(JOC)提訴などで、「体罰」(暴力)が問題視されている。しかし、この問題は今に始まったことではない。教育現場だけではなく、日本社会の中に「体罰(暴力)」を容認する空気がないだろうか。「強いチームをつくるためには体罰(暴力)も必要」という桜宮高校の顧問、「おれが厳しく指導してきたから、勝ったのだ」という女子柔道の園田隆二監督の言葉も、スポーツ界の多くの人々に共通する考え方なのではないだろうか。このことは、古い体質という言葉で済ませてはならない。日本社会がどう進んでいくかの大きな試金石にな

2013年03月01日