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参議院選挙結果についての平和フォーラムの見解

参議院選挙結果についての見解               フォーラム平和・人権・環境                  共同代表  福 山 真 劫 7月21日、第23回参議院選挙が行われ、民主党、社民党の惨敗、自民・公明党の大勝利、共産党の躍進、日本維新の会、みんなの党の伸び悩みという結果となりました。これにより、自公は、参議院でも3分の2には届かなかったが、過半数を獲得し「ねじれ」を解消しました。衆議院での3分の2議席と合わせて、巨大与党が誕生したことになりました。私たちは、この冷厳な事実を冷静に見つめ、その総括のうえに次の一歩を踏み出さなければなりません。  しかし、戦後レジームからの脱却

MV22オスプレイの配備と飛行問題で申し入れ

 7月12日、衆議院第2議員会館で、米軍機MV22オスプレイの配備と飛行問題について、申し入れ行動を行いました。申し入れには、外務省、防衛省、国土交通省、環境省から、それぞれ担当者が出席しました。この申し入れは、7月末に米軍岩国基地へ搬入される、オスプレイ12機の追加配備計画の撤回と、すでに配備が強行されたMV22オスプレイの国内からの撤去を求める立場から、安保条約と国内法、騒音問題と環境などの課題について、関係各省の見解を質す目的で設定されたものです。質問と回答の概要・対照表はこちら(PDF)

【質疑の概要】米軍機オスプレイの配備、飛行問題への申入れ交渉

【質疑の概要】米軍機オスプレイの配備、飛行問題への申入れ交渉(PDF)

ニュースペーパー2013年7月号

インタビューシリーズ村上克子副代表に聞く 第2回憲法問題連続学習集会の講演から 橋下「慰安婦」発言と教科書問題 韓国・メキシコの経験から見えるTPP問題 原水禁大会に向けて(1) 日本政府による原発輸出攻勢を絶対に許さない 核兵器まだ1万7000発、米海軍戦術核はゼロに 電気料金と税金で延命をはかる東京電力 各地の活動紹介:埼玉県平和運動センター 本の紹介「詩集わが涙滂々原発にふるさとを追われて」 被曝68周年原水爆禁止世界大会の日程 事務局の新スタッフ紹介(1)(2) 核のキーワード図鑑 6.2NONUKESDAY6月2日、東京・芝公園23号地を会場に、「6.2つながろうフクシマ

96条改憲に反対!立憲主義から憲法を考える集会開く

  参議院議員選挙の公示を直前にした7月1日、平和フォーラムは、「立憲フォーラム」および「明日の自由を守る若手弁護士の会」と共催して、東京・千代田区の星陵会館で「立憲主義から憲法を考える7.1集会」を開催しました。自民党が参院選挙で憲法96条の改憲を公約にするなか、「96条改憲に反対する声を大きくし、そうした議員を選挙で押し上げよう」(司会の江崎孝・立憲フォーラム事務局長)と急遽開かれたもので、市民など200人が参加しました。 集会に協力する日本弁護士連合会から山岸良太郎副会長が「日弁連は96条改憲は立憲主義に反すると意見書を出した。各地の弁護士会も反対し、分かりやす

7月1日は「立憲主義から憲法を考える7.1集会」(東京・星陵会館)

立憲主義から憲法を考える7.1集会96条の先行改憲を訴えたことで、安倍首相が立憲主義への理解を欠いたまま政権を運営してきたことが白日の下となりました。参議院選挙を間近に控え、立憲主義の立場から憲法を考えるために表記の集会を、立憲フォーラム、フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)、明日の自由を考える若手弁護士の会の共催で開催いたします。発言は、憲法学の重鎮で先に「96条の会」を立ち上げた樋口陽一東大・東北大名誉教授と、村山富市元総理大臣です。ふるってご参加ください。日 時:7月1日(月)18:00~場 所:星陵会館ホール(地下鉄「永田町駅」6番出口3分、「国会議事堂前駅」5番出口5分、「溜

立憲主義から憲法を考える7・1集会アピール

立憲フォーラム・平和フォーラム・明日の自由を守る若手弁護士の会共催立憲主義から憲法を考える7・1集会アピール 憲法改正の発議要件である96条をまず先行して変えよう、という安倍首相、そして自民党と日本維新の会による動きが大きくなったのは今年4月でした。憲法改正の発議の要件を衆参各院の総議員の3分の2から過半数に緩和しようというのです。 私たちはこのような96条改憲は、手続き上の技術的な問題ではなく、憲法は権力を制限し、縛るものであるという立憲主義の根本を否定する重大な問題である、との立場から精力的に反対の活動を続け、日本弁護士連合会や若手の弁護士、憲法学者や宗教者、労働組合そして市民の皆さんと幅

市民の権利を守ろうと する警察が見たい!

「みなさんは12番目の選手です。チームワークでお願いします」。日本サッカー代表チームのW杯出場でわく渋谷駅前で、警察の指揮車両の上からこう訴えかけた。今、彼は「DJポリス」として若者の間で人気者となっている。警察は、いたずらに市民との対立構造を作らずソフトな警備をめざすそうだ。 3.11福島原発事故以降、「脱原発」の集会やパレードには10万、20万の市民が集まる。金曜日ごとに、首相官邸前に多くの市民が集まる。これまでの物々しい警備の雰囲気では、警察もやりずらかったのかもしれない。警備される側の私たちも、これは歓迎しようではないか。 しかし、手放しに評価はできない。大阪府警では、証拠品のね

2013年07月01日

平和軍縮時評6月号 「核兵器のない世界」へ向けた一つのアプローチ:トライデント撤廃を描く、CND報告書  塚田晋一郎

「持てる者」と「持たざる者」    2009年4月、オバマ米大統領がプラハで「核兵器のない世界を目指す」との演説を行ってから、4年以上が経過した。今年6月19日、オバマ大統領はベルリンで行った演説において、戦略核兵器の配備数を1000発程度にまで削減できると表明した。    米ロ間の新START(戦略兵器削減条約)における削減目標である「1550発」から更に進んだ目標を掲げたことは、「前進」であることは間違いない。しかし、「核兵器のない世界」へ向けた道のりを考える時、この程度の「前進」では不十分であることは言うまでもない。