新着情報

ニュースペーパー2013年8月号

インタビュー:渡辺美奈さんに聞く 憲法学習集会から 日本の人権問題を指摘する国連の勧告 安倍政権における農業政策の動きと課題 原水禁大会に向けて(2) 原水禁大会の課題と内容 原水爆禁止世界大会の海外ゲスト 原発の新たな規制基準が施行 被曝68周年を迎えて考えるプルトニウム政策 映画紹介『火垂るの墓』 本の紹介『魚群記』 核のキーワード図鑑・短信 南相馬市太田川河口付近の集落 2011. 4. 8 南相馬市太田川河口付近の集落 2013. 7. 1  復旧が進まない福島県南相馬市を訪ねて東京電力福島第一原発事故から1カ月後の2011年4月8日に、福島県南相馬市の太田川の河口の

平和軍縮時評7月号 自治体の平和力を活かそう―オスプレイを含む米軍機低空飛行訓練に関する自治体アンケートから―  湯浅一郎

(1)   はじめに 7月30日、朝7時、12機のオスプレイを積んだ輸送船「グリーンリッジ」が、米海兵隊岩国航空基地の南端にある大型岸壁に接岸した。オスプレイは1日かけて陸揚げされ、午後5時前には作業は完了した。28日の1500人規模の抗議集会を初め、当日は、ピースリンク広島・呉・岩国の平和船団による海上デモなど陸と海からの抗議行動が行われた。この光景は12年7月23日と全く同じことの再現である。しばらくの試験飛行ののち、8月初めにも普天間基地へ移動すると予想される。沖縄の自治体をはじめ、ほとんどの市民が反対している中での強行配備である。このまま進めば秋には普天間基地に24機のAV22が

原水禁福島大会で震災・原発被災地を視察

   被曝68周年原水禁世界大会・福島大会は、7月28日の大会・デモ行進に続いて、29日には東日本大震災、東京電力福島第1原発事故の被災地を視察するフィールドワークが行われ、70人が参加しました。放射線量の高い飯舘村や川俣町、さらに福島原発に近く津波被害も大きい南相馬市を回りました。 飯舘村は、多くのところが居住制限地域に指定されており、中でも放射線量が高い長泥地区は帰還困難地域とされ、居住者の一時的な立ち入り以外は通行止めとなって、2人のガードマンが立っていました。線量計で測ると、福島市内に比べて100倍もの線量を示していました。 飯舘村は、事故が起こる前までは、全国でも珍しく人口

ビデオ報告 被爆68周年原水禁世界大会・福島大会

7月28日に福島市の福島県教育会館で開かれた「被爆68周年原水爆禁止世界大会・福島大会」とその後のデモ行進の様子をビデオにまとめました。(9分55秒)

被曝68周年原水禁世界大会・福島大会開かれる

  今年の「被曝68周年原水爆禁止世界大会」は7月28日に福島市で開かれた福島大会からスタートしました。福島大会は東京電力福島第1原発事故があった2011年から開かれているもので、福島県内や東北各県をはじめ、全国から約1200人が参加しました。 最初に東日本大震災や原発事故を原因とする犠牲者への黙とうを行い、主催者を代表して、川野浩一大会実行委員長(原水禁議長)は、「福島原発事故で、長崎を核被害の最後にとの願いが叶わなかった。しかし、安倍政権は原発再稼働の方針を示し、原発を世界に売り込んでいる。核に良いも悪いも無い。断固として脱原発運動を進めよう」と訴えました。 また、地元あいさつに

岩国で「オスプレイ追加配備反対」 集会に1200人が参加

 MV22オスプレイ12機が、沖縄・普天間飛行場への追加配備のため、岩国基地へ搬入されることに抗議して、7月28日、山口県・岩国市役所前公園で、「オスプレイ追加配備抗議 沖縄配備・低空飛行訓練反対 7.28市民大集会」が開催され、降り続く雨の中、約1200人が参加し、追加配備反対を訴えました。 主催は地元の5つの市民団体で、山口県平和運動フォーラムも協力し、平和フォーラム中国、四国ブロックからも多く参加しました。集会終了後、JR岩国駅前までデモを行いました。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇オスプレイ追加配備抗議/沖縄配備・低空飛行訓練 反対「7・28市民

朝鮮半島の戦争終結と平和協定締結を求める国際平和宣言 -停戦60年を平和協定の元年に!-

   1953年に朝鮮戦争の停戦協定が締結されて以来、2013年現在の朝鮮半島は最悪の軍事的緊張状態に陥っています。    2008年以降は六者会談が中断し米朝会談も進まない中で、今年初めに北朝鮮は人工衛星発射への国連安保理の制裁決議に強く反発、「非核化会談の拒否」や「停戦協定の白紙化」を宣言し、韓米政府が原子力潜水艦を動員した武力示威を行うと、3回目の核実験を断行しました。    この3月、朝鮮半島の上空には米国の核搭載戦略爆撃機B-2やB-52、F-22が飛び回って核攻撃訓練を行い、北朝鮮は米国が攻撃

参議院選挙結果についての平和フォーラムの見解

参議院選挙結果についての見解               フォーラム平和・人権・環境                  共同代表  福 山 真 劫 7月21日、第23回参議院選挙が行われ、民主党、社民党の惨敗、自民・公明党の大勝利、共産党の躍進、日本維新の会、みんなの党の伸び悩みという結果となりました。これにより、自公は、参議院でも3分の2には届かなかったが、過半数を獲得し「ねじれ」を解消しました。衆議院での3分の2議席と合わせて、巨大与党が誕生したことになりました。私たちは、この冷厳な事実を冷静に見つめ、その総括のうえに次の一歩を踏み出さなければなりません。  しかし、戦後レジームからの脱却

MV22オスプレイの配備と飛行問題で申し入れ

 7月12日、衆議院第2議員会館で、米軍機MV22オスプレイの配備と飛行問題について、申し入れ行動を行いました。申し入れには、外務省、防衛省、国土交通省、環境省から、それぞれ担当者が出席しました。この申し入れは、7月末に米軍岩国基地へ搬入される、オスプレイ12機の追加配備計画の撤回と、すでに配備が強行されたMV22オスプレイの国内からの撤去を求める立場から、安保条約と国内法、騒音問題と環境などの課題について、関係各省の見解を質す目的で設定されたものです。質問と回答の概要・対照表はこちら(PDF)