新着情報
2月11日の「建国記念の日」は、何らの歴史的根拠もなく、戦前の「紀元節」をもとに、政府・自民党が各界の反対を押し切って開始した日です。平和フォーラムは毎年この日に、平和と人権に関わる歴史認識を問う集会・行動を行っています。本年は戦争と昭和の歴史について認識を深め、憲法理念の実現に向けた運動を築く提起を行う場として開催。250人が参加し、会場に入りきれないほどとなりました。 集会では、平和フォーラムの福山真劫代表が「安倍晋三政権の暴走が続いており、韓国、中国だけでなく、アメリカからも批判が起きている。安倍政権を止めるために立ち上がろう」と呼び掛けました。
東北アジアの平和のために、日韓の連携を強くしよう! 平和フォーラム代表団が訪韓
藤本事務局長を初めとした代表団は2月6日~9日の日程で韓国を訪問し、現地の平和運動団体とこれからの日韓連帯について意見交換をしてきました。 現在日本と韓国の関係は、歴史認識や竹島(独島)の領有権を巡り険悪な状態です。安倍首相など与党政治家は韓国を挑発するような発言を繰り返し、それに煽られるようにしてヘイトスピーチなど排外主義的な行動・言説が氾濫しています。 一方、平和運動の観点からすれば、韓国の運動体は最重要パートナーです。日米韓軍事同盟や核の再処理問題など、共通の課題を多く抱えているからです。 東北アジアの軍事的緊張を緩和し、新たな友好関係を築いていくためにも、
日本海側から北海道にかけて強い寒波が襲来しているらしい。雪下ろし作業の悲しい事故の話も聞く。北海道生まれの私には、雪に関わる様々な思い出がある。毎日の雪かき、屋根の上からのスキー、木に上っての新雪へのダイブ、裏山までの雪のトンネル、楽しかったり、つらかったり、そして寒かったり、思い出は苦くもあれば甘くもある。 そう考えているうちに、亡くなった母を思い出した。母は、1924年、北海道上川郡新得村で生まれた。鉄道省の技官だった父親が、狩勝峠の鉄道敷設の測量に従事していたらしい。その後、3歳で父親を失った母は、母一人子一人、いわゆる母子家庭として苦労を重ねた。 1931年、7歳になるとき
2014年02月01日
インタビュー:政労連の豊島委員長に聞く 驚くべき金権と恫喝で沖縄を再び犠牲に 民主教育を守り育てる取りくみを 新たな展開を迎えたTPP交渉 幌延から見る高レベル放射性廃棄物問題 「エネルギー基本計画」の閣議決定が延期 濃縮・再処理を「認める」日・トルコ協定 ウラン採掘による被害は無視されてきた 秋田県平和センターの取り組み 小津安二郎と毒ガス、そして秘密隠蔽 核のキーワード図鑑 2月11日に憲法・「建国記念の日」を考える 朝鮮学校への差別をなくそう 2013年12月15日、「朝鮮学園を支援する会全国交流会」が東京・北区の東京朝鮮中高級学校で開催されました。会場は朝鮮学校に子どもを通
平和軍縮時評1月号 米海軍、横須賀の空母交代を発表―「原子力空母の母港」を再度問う契機に 塚田晋一郎
はじめに 米海軍は、2015年夏に、横須賀基地を母港として配備している米原子力空母「ジョージ・ワシントン」が整備に入ることに伴い、現在米本国を母港とする「セオドア・ルーズベルト」と交代させる予定である。本稿では、米海軍等による空母交代の発表や、米議会調査局(CRS)の報告書等から、2012年以来「アジア太平洋重視」を打ち出しているオバマ政権の海軍力に関する戦略との関係性にも触れたい。 現在米国が保有し、運用している空母は10隻で、そのすべてが空母「ニミッツ」を1番艦とするニミッツ級である。ニミッツ級空母は、2つの原子炉から動力を得る原子力空母だ。つまり、現在米国が保
集会決議 名護市長選挙で、稲嶺進さんが、4,155票の大差で勝利しました。 この勝利は、史上類例のない金権と、政府の圧力をはねのけた、名護市民と沖縄県民、民主主義の勝利です。 昨年12月25日、安倍首相と仲井眞沖縄県知事は、本年1月の名護市長選の直前に会談を設け、名護市と辺野古の海の運命にかかわる重大な事柄について話し合いをし、安倍首相は、仲井眞知事が「驚くほど立派」と回答するほど、驚くほど法外な提案を行いました。 市長選挙前のこれらの提案自体、壮大な金権選挙と言えるものであり、また、市長選挙期間中も500億円振興基金を自民党・石破茂幹事長が発言するなど、「金さえつめば票は集まる」という差別観
1月19日の名護市長選での、稲嶺進さんの再選勝利を受け継いで、新基地建設反対のとりくみの新たな一歩をしるすため、29日、全電通労働会館ホールで「沖縄を再び戦場にするな 辺野古の海の埋め立てを許さない 辺野古新基地建設反対1・29集会」が、約500人の参加を得て開かれました。 主催は、平和フォーラムと辺野古への基地建設を許さない実行委員会。最初に主催者を代表して、福山真劫平和フォーラム代表が、「安倍政権の戦争政策の暴走に名護市民がストップをかけ、民主主義の勝利をもたらせた。しかし沖縄の県外において基地撤去、沖縄の基地強化に反対する闘いがあるのだろうか。弱い現状をなんとしても克服しよう」と挨拶。
「沖縄を再び戦場にするな 辺野古の海の埋め立てを許さない 辺野古新基地建設反対1・29集会」山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)の発言 ※発言内容は録音を元に事務局で編集しました。ご本人の校閲は受けていません。文責はすべて事務局にあります。 みなさん、こんばんは。会場には、旧知の仲間たちの顔がうかがえます。心から感謝を申し上げます。少しの時間ではありますが、提起をさせていただきたいと思います。 昨年12月24日~27日まで、あの特定秘密保護法案。国会を囲む仲間たちが参加する中、延々と毎日集会が行われ、私も4日間参加させていただきました。安倍さんはいったい、この国をどこへ持って