新着情報

稲嶺名護市長が上京-議員懇談会主催の勉強会が開催される

   2月13日、沖縄等米軍基地問題議員懇談会(議員懇談会)の主催で、去る1月19日に再選を果たした稲嶺進・沖縄県名護市長を招いた勉強会が開催されました。会場の参議院議員会館の講堂には、緊急の呼びかけにもかかわらず、250人を超える参加がありました。 議員懇談会事務局長の水岡俊一参議院議員の司会で、最初に主催者を代表して会長の近藤昭一衆議院議員が、辺野古の公有水面埋め立て問題について、「みなさんとしっかりこの問題に取り組んでいきます」とあいさつしました。 政府に対し、「普天間飛行場の辺野古移設に伴う名護市長の許認可権等に関する質問主意書」を提出した糸数慶子参議院議員から、主

【緊急】沖縄等米軍基地問題議員懇談会「稲嶺進名護市長からの報告」開催します

1.日時:2月13日(木)18時開会2.会場:参議院議員会館 1階講堂     ※17:30頃より参議院議員会館玄関で通行証を交付します。3.主催:沖縄等米軍基地問題議員懇談会  後援:フォーラム平和・人権・環境4.内容:主催あいさつ 議員懇代表      市政報告(稲嶺進名護市長)      市長権限に対する政府の動向解説      閉会あいさつ 平和フォーラム代表→チラシはこちら(PDF)

憲法と「建国記念の日」を考える2.11集会に250人参加

  2月11日の「建国記念の日」は、何らの歴史的根拠もなく、戦前の「紀元節」をもとに、政府・自民党が各界の反対を押し切って開始した日です。平和フォーラムは毎年この日に、平和と人権に関わる歴史認識を問う集会・行動を行っています。本年は戦争と昭和の歴史について認識を深め、憲法理念の実現に向けた運動を築く提起を行う場として開催。250人が参加し、会場に入りきれないほどとなりました。 集会では、平和フォーラムの福山真劫代表が「安倍晋三政権の暴走が続いており、韓国、中国だけでなく、アメリカからも批判が起きている。安倍政権を止めるために立ち上がろう」と呼び掛けました。

東北アジアの平和のために、日韓の連携を強くしよう! 平和フォーラム代表団が訪韓

  藤本事務局長を初めとした代表団は2月6日~9日の日程で韓国を訪問し、現地の平和運動団体とこれからの日韓連帯について意見交換をしてきました。 現在日本と韓国の関係は、歴史認識や竹島(独島)の領有権を巡り険悪な状態です。安倍首相など与党政治家は韓国を挑発するような発言を繰り返し、それに煽られるようにしてヘイトスピーチなど排外主義的な行動・言説が氾濫しています。 一方、平和運動の観点からすれば、韓国の運動体は最重要パートナーです。日米韓軍事同盟や核の再処理問題など、共通の課題を多く抱えているからです。 東北アジアの軍事的緊張を緩和し、新たな友好関係を築いていくためにも、

本当のことが言えない時代

日本海側から北海道にかけて強い寒波が襲来しているらしい。雪下ろし作業の悲しい事故の話も聞く。北海道生まれの私には、雪に関わる様々な思い出がある。毎日の雪かき、屋根の上からのスキー、木に上っての新雪へのダイブ、裏山までの雪のトンネル、楽しかったり、つらかったり、そして寒かったり、思い出は苦くもあれば甘くもある。 そう考えているうちに、亡くなった母を思い出した。母は、1924年、北海道上川郡新得村で生まれた。鉄道省の技官だった父親が、狩勝峠の鉄道敷設の測量に従事していたらしい。その後、3歳で父親を失った母は、母一人子一人、いわゆる母子家庭として苦労を重ねた。 1931年、7歳になるとき

2014年02月01日

ニュースペーパー2014年2月号

インタビュー:政労連の豊島委員長に聞く 驚くべき金権と恫喝で沖縄を再び犠牲に 民主教育を守り育てる取りくみを 新たな展開を迎えたTPP交渉 幌延から見る高レベル放射性廃棄物問題 「エネルギー基本計画」の閣議決定が延期 濃縮・再処理を「認める」日・トルコ協定 ウラン採掘による被害は無視されてきた 秋田県平和センターの取り組み 小津安二郎と毒ガス、そして秘密隠蔽 核のキーワード図鑑 2月11日に憲法・「建国記念の日」を考える 朝鮮学校への差別をなくそう  2013年12月15日、「朝鮮学園を支援する会全国交流会」が東京・北区の東京朝鮮中高級学校で開催されました。会場は朝鮮学校に子どもを通

学習指導要領解説の改訂など安倍政権の教育改革に対する見解

2014年1月31日学習指導要領解説の改訂など安倍政権の教育改革に対する見解フォーラム平和・人権・環境事務局長 藤本泰成   文部科学省は、中学校および高等学校の「学習指導要領解説」を改訂し、1.竹島は我が国固有の領土であり韓国に不法に占拠されている、2.尖閣諸島は、我が国固有の領土であり有効に支配され解決すべき領土問題は存在しないことを理解させるよう、地理的分野・歴史的分野・公民的分野に明記させました。拙速な改訂は、その内容とともに極めて問題です。   2006年、第一次安倍内閣で安倍首相自身がその改「正」に関わった教育基本法は、教

平和軍縮時評1月号 米海軍、横須賀の空母交代を発表―「原子力空母の母港」を再度問う契機に  塚田晋一郎

  はじめに 米海軍は、2015年夏に、横須賀基地を母港として配備している米原子力空母「ジョージ・ワシントン」が整備に入ることに伴い、現在米本国を母港とする「セオドア・ルーズベルト」と交代させる予定である。本稿では、米海軍等による空母交代の発表や、米議会調査局(CRS)の報告書等から、2012年以来「アジア太平洋重視」を打ち出しているオバマ政権の海軍力に関する戦略との関係性にも触れたい。 現在米国が保有し、運用している空母は10隻で、そのすべてが空母「ニミッツ」を1番艦とするニミッツ級である。ニミッツ級空母は、2つの原子炉から動力を得る原子力空母だ。つまり、現在米国が保

集会決議/辺野古新基地建設反対1・29集会

集会決議 名護市長選挙で、稲嶺進さんが、4,155票の大差で勝利しました。 この勝利は、史上類例のない金権と、政府の圧力をはねのけた、名護市民と沖縄県民、民主主義の勝利です。 昨年12月25日、安倍首相と仲井眞沖縄県知事は、本年1月の名護市長選の直前に会談を設け、名護市と辺野古の海の運命にかかわる重大な事柄について話し合いをし、安倍首相は、仲井眞知事が「驚くほど立派」と回答するほど、驚くほど法外な提案を行いました。 市長選挙前のこれらの提案自体、壮大な金権選挙と言えるものであり、また、市長選挙期間中も500億円振興基金を自民党・石破茂幹事長が発言するなど、「金さえつめば票は集まる」という差別観