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福島から原水禁大会がスタート 脱原発、核兵器廃絶めざし1300人参加

被爆69周年原水爆禁止世界大会は、7月27日、福島大会から始まりました。福島では、東京電力福島第1原発事故が起きた2011年から毎年開催され、特に原発事故の責任を問い、再稼働を阻止し、脱原発への政策転換を求めています。 福島県教育会館で開かれた大会には、東北各県を中心に全国各地から1300人が参加しました。主催者あいさつで川野浩一・大会実行委員長(原水禁議長)は、「安倍政権は、鹿児島の川内原発をはじめ各地の原発再稼働を狙っている。原発事故があれば全てを失ってしまう。福島原発事故の国の責任を明確にさせ、断固として脱原発、核兵器廃絶、平和憲法を守る運動を貫こう」と訴えました。 また、福

オスプレイの飛行に抗議する声明

 2014年7月18日住民無視の米海軍垂直離着陸輸送機オスプレイの飛行に抗議する フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)代表 福山真劫   「地元の意向を尊重しているとは到底思えず、極めて遺憾」米海軍厚木基地の地元の大木哲大和市長がそうコメントした7月16日、米海兵隊垂直離着陸輸送機オスプレイが厚木基地に飛来した。先立つ7月9日、防衛省が厚木基地にオスプレイが飛来する可能性があることを表明していたが、地元自治体への到着予定の連絡は、到着約3時間前、当日の正午頃でありしかも具体的時刻や飛行ルートは伝えられていない。傍若無人の振る舞いは、全国に及ぶ。厚

「集団的自衛権」国会前行動に1500人 集中審議に抗議の声

    7月14日、衆議院議員第二会館前から参議院議員会館前まで、集団的自衛権行使容認の閣議決定に反対する1500人の人波で埋まりました。衆議院の予算委員会では閉会中の集中審査で、閣議決定に対する討論が行われることへの抗議に集まった人々です。警察が、地下鉄の入り口をふさぎ横断歩道を封鎖したため、参加者は炎天下を30分から40分ほど遠回りさせられました。しかし「戦争をさせてはならない」という熱い思いに駆られた参加者は、9時から17時まで、暑さに負けず大きな声を上げました。 衆議院予算委員会では、岡田克也民主党衆議院議員は、集団的自衛権行使容認で後方支援海外に派遣される自衛

7.9川内原発の再稼働を許さない緊急行動に350人参加

原子力規制委員会が近く、鹿児島の川内原発1、2号機の適合性審査について、新たな規制基準を満たしているとの審査報告書を出すこと見通しとなったことから、「さようなら原発1000万人アクション」は、川内原発の再稼働を許さない緊急行動を7月9日に行いました。 昼には、国会前に約100人が集まり、「脱原発」への政策転換を求めて参加者がリレートークを行いました。中には、たまたま仕事が休日になったと千葉から駆けつけた参加者もあり、口々に「津波対策や避難計画もズサンな規準でいいのか」「安倍政権の原発推進の暴走を止めさせよう」などと訴え、シュプレヒコールをあげました。(上写真) 夜は代々木公園に35

安倍政権の憲法破壊を許すな!戦争をさせない1000人委員会が集会

 7月1日に安倍首相が「集団的自衛権」行使容認に向け、憲法解釈を変更する閣議決定を強行しました。それに強く抗議し、「戦争をさせない1000人委員会」は、7月3日、国会近くの「星陵会館」ホールで集会を開き、安倍政権と真っ向から対決する事を確認。集会後は官邸前へ移動して、抗議行動を行いました。 集会には、会場一杯の600人以上が参加、会場内に入れない人はモニターテレビで見守りました。1000人委員会の事務局長代理の清水雅彦さん(日本体育大教授)は「閣議決定の暴挙を許さない。各地で反対運動が盛り上がっている。これから関連法案が作られようとする国会での闘いが重要になる。さらに運動を広げよう」と訴えまし

2014年07月03日

何のための「憲法9条」か!

ある県の「戦争をさせない1000人委員会」に女性の声で電話があった。「集団的自衛権行使を容認させないためにはどうしたらいいでしょうか?」。その女性は自衛官のつれあいだった。「私の夫は外国で戦争をするために自衛官になったのではありません」─そう訴えていたと聴いた。これまでの安倍晋三首相の説明では、この自衛官のつれあいの危惧、つまり「集団的自衛権を行使して戦争をするのは自衛官であり、自衛官はそこで敵対する側と命のやりとりをする」と言うことに全く触れていないのではないか。少なくとも私は聴いていない。「国民の生命と財産を守る」、そのためには集団的自衛権の行使は必要だという論理の裏側にある自衛官一人ひと

2014年07月01日

「集団的自衛権」行使容認の閣議決定に抗議し、官邸前で行動

      安倍内閣が7月1日に「集団的自衛権」行使容認の閣議決定を行うことに反対し、6月31日、7月1日の終日にわたり、首相官邸前で抗議行動を行いました。連日1万人以上が詰めかけ、「解釈改憲絶対反対!」「閣議決定やめろ!」「安倍はやめろ!」など、シュプレヒコールを繰り返しました。また、国会議員や「戦争をさせない1000人委員会」の呼びかけ人などが、閣議決定の不当性や今後、具体的な法案改定段階での反対運動を呼びかけました。 この閣議決定を受けて、平和フォーラムと、「戦争をさせない1000人委員会」は抗議声明を出しました。 平和フォーラムの声明はこちら 「戦争をさせな

ニュースペーパー2014年7月号

インタビュー:作家雨宮処凜さんに聞く 集団的自衛権が「国民の命を守る」と説く虚構 森林資源の活用による山村地域の再生を 川内原発に反対する鹿児島での闘い 勝訴!大飯原発差し止め判決の意義 プルトニウム保有量を640kg過小報告 被爆69周年原水禁世界大会に向けて(1) 徳島人権・平和運動センターの取り組み 本の紹介「14歳からわかる生命倫理」 核のキーワード図鑑 被爆69周年原水爆禁止世界大会の案内 「戦争をさせない全国署名」175万名分を提出 「戦争をさせない1000人委員会」は、5月15日に出された安保法制懇報告をもとに、安倍首相が「閣議決定による集団的自衛権行使容認」を強行しよ

平和フォーラム「集団的自衛権」行使容認の閣議決定に対する抗議声明

「集団的自衛権」行使容認の閣議決定に対する抗議声明 フォーラム平和・人権・環境 代表 福山 真劫 7月1日、安倍政権は「集団的自衛権」の行使を容認する憲法解釈を、閣議決定しました。「集団的自衛権」が行使できる3要件を示し、行使はきわめて限定的であるなどと言いなしていますが、政府の用意する想定問答集には今回盛り込まれなかったはずの「集団安全保障」も憲法上許容され得るなどとしているように、時の政権の都合によって解釈が拡大していくことは明白です。ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガニスタン戦争、そしてイラク戦争と、この間の戦争が、「集団的自衛権」の名目によって行われてきたことを想起しなくてはなり