新着情報

憲法審査会レポート No.19

今週は参議院憲法審査会不開催のため、衆議院憲法審査会のみのレポートです。 2023年5月25日(木) 第211回国会(常会) 第12回 衆議院憲法審査会 【アーカイブ動画】 https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54633 ※「はじめから再生」をクリックしてください 【会議録】 ※公開され次第追加します(おおむね2週間後になります) 【マスコミ報道から】 衆院憲法審査会・発言の要旨(2023年5月18日)※ 自民は国民投票手続き規定の整備、立民はCM規制を主張 https://www.tokyo

【声明】ウクライナへの武器輸出の拡大を危惧する 日本政府は武器ではなく人道援助の拡充を

岸田文雄首相は5月21日、ウクライナのゼレンスキー大統領と広島で会談し、自衛隊車両を提供するなどウクライナ支援を拡充すると約束しました。同日、防衛省が公表した「ウクライナへの装備品等の提供について」によれば、1/2tトラック、高機動車、資材運搬車を合計100台規模で提供するとしています。高機動車は不整地走行性能が高く、被弾しても走行できるタイヤ特性を持つ車両です。後方支援だけではなく、戦場から戦場への兵員輸送、重火器、弾薬輸送などの戦闘支援に日本の「防衛装備品」が利用されることになります。これまでもウクライナに対しては、2022年3月以来、防弾チョッキ、ヘルメット、小型ドローンなどが提供されて

ニュースペーパーNews Paper 2023.5

5月号もくじ ニュースペーパーNews Paper2023.5 表紙 福島県富岡町 夜ノ森の桜トンネル *漁業事業者の今 私たちの声を聞いて    漁師 小野春雄さんに聞く *政府のGXは役に立たない *「こんなはずじゃなかった」馬毛島基地建設 *入管法改定案再び廃案に! *袴田事件に思う

憲法審査会レポート No.18

2023年5月17日(水)第211回国会(常会) 第5回 参議院憲法審査会 【アーカイブ動画】 https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?sid=7454 【会議録】 ※公開され次第追加します(おおむね2週間後になります) 【マスコミ報道から】 「合区解消」は改憲の理由になるのか? 自民は検討加速を訴え、立民は法改正で対応可能と主張 参院憲法審【詳報あり】 https://www.tokyo-np.co.jp/article/250594 “参院憲法審査会が17日に開かれ、参院選で隣接県を一つの選挙区にする「合区」をテー

憲法審査会レポート No.17

連休中は衆参ともに憲法審査会の開催がありませんでしたので、今週はどちらも2週間ぶりの開催となりました。 【参考記事】 国会の憲法議論の現在地は? 緊急事態条項で自民は「論点煮詰まった」 立民は「創設不可避か検討を」 https://www.tokyo-np.co.jp/article/247632 “国会では衆参両院の憲法審査会を中心に憲法論議が続き、改憲に前向きな勢力は、緊急事態条項として国会議員の任期延長を可能にする規定の創設を主張している。” “…改憲勢力は両院とも国会発議に必要な3分の2を超えており、大型連休明けの後半国会で圧力を強める可能性もある。” 2023年5月10日

6.5シンポジウム「辺野古の海から考える、地方自治って何だ? 司法の役割って何だ?」のご紹介

辺野古新基地建設をめぐって、政府は何度も示されてきた沖縄の民意を踏みにじって工事を強行しているほか、沖縄県が起こしている訴訟でも争う態度を示し続けています。それを受けて国地方係争処理委員会や裁判所は、沖縄県の主張をことごとく棄却する判決を下してきました。 この問題について日本弁護士連合会が6月5日、シンポジウム「辺野古の海から考える、地方自治って何だ? 司法の役割って何だ?」を開催しますので、ご紹介します。 →チラシデータはこちら( pdf ) シンポジウム「辺野古の海から考える、地方自治って何だ? 司法の役割って何だ?」 日時:6月5日(月)17時30分~20時 場

2023年05月10日

核軍縮をめぐる現状と「核のタブー」国際法化キャンペーン

渡辺洋介 (1)はじめに  G7広島サミット(2023年5月19日~21日)を控え、サミットに参加する首脳にむけて、多くの核軍縮に関する声明や提案が出されている。例えば、2023年4月11日、「核兵器廃絶日本NGO連絡会」は記者会見を行い、川崎哲共同代表は、岸田政権は核兵器の廃絶を目指すとしているが、言葉で終わるのではなく、本当に核兵器廃絶につなげるために一歩を踏み出さなければならないと述べた(注1)。また、日本弁護士連合会は、4月21日、会長声明を出し、日本政府に対して、各国首脳に広島平和記念資料館などを視察し、被爆者からその実体験を聞いてもらうことなどを求めた。さらに、「核兵器のない世

憲法審査会レポート No.16

2023年4月26日(水)第211回国会(常会) 第3回 参議院憲法審査会 【アーカイブ動画】 https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?sid=7411 【会議録】 https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=121114183X00320230426 【マスコミ報道から】 「合区」巡り対象県知事らが参院憲法審査会に出席 解消求める https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230426/k10014050241000.html “1票の格差を是正するため

2023年度運動方針

はじめに 2022年2月にロシアがウクライナへ軍事侵攻を開始し、世界中でロシアに対する非難と即時停戦の声が挙がりましたが、戦闘は激しさを増し、原発の軍事利用や核兵器使用の懸念が継続しており、犠牲者も増え続けています。ロシアの蛮行は明確に国連憲章、国際法違反であり、私たちは一貫して即時停戦を訴え続けてきました。戦争への制裁措置が様ざまな形で発動され、戦争そのものの影響と合わせて、エネルギーや食糧を中心にあらゆる物資の供給不足と、これに伴う価格の高騰が発生しました。ウクライナ戦争の勃発は、世界的な新型コロナウイルス感染症の流行から2年が経過したところで、多くの国や地域においてはコロナ禍からの

2023年04月28日