新着情報
平和軍縮時評9月号 スコットランド住民投票、独立を否決―「非核スコットランド」への模索は続く 塚田晋一郎
2014年9月18日、スコットランドの英国からの独立を問う住民投票が実施された。結果は独立反対派が過半数を超え、独立は否決された。英国唯一の核兵器システムであるトライデントもその争点の一つとなった。今回の住民投票では否決されたものの、スコットランド国民党(SNP)や、スコットランド核兵器撤廃運動(CND)が展開した、「非核スコットランド」を掲げての独立を希求した取り組みの意義は大きい。 住民投票、英国残留を選択 まず、9月18日に実施された、スコットランドの英国からの独立の賛否を問う住民投票の背景と概要を押さえておく。 独立住民投票は、2012年10月15日、英国のデイビッド・キ
米海軍横須賀基地に配備されている原子力空母ジョージ・ワシントンは、2015年に核燃料棒の交換が予定されており、それに代わり新たな原子力空母ロナルド・レーガンが配備される動きがあります。また、この間欠陥機オスプレイが、神奈川県を含み東日本へ相次いで飛来するなど、軍事機能の強化と新たな基地被害の拡大が危惧される状況にあります。そうしたなか、横須賀基地へ配備されて6年目となる米海軍原子力空母ジョージ・ワシントンの配備に反対する集会が9月25日、「空母母港化41周年・原子力空母ジョージ・ワシントン横須賀基地母港化6周年抗議・原子力空母配備撤回を求める全国集会」と題して、横須賀市内のヴェルニー公園で開催
川内原発再稼働するな!フクシマを忘れない!─9月23日、東京江東区の亀戸中央公園で「さようなら原発全国大集会」が開かれ、16000人が参加。安倍政権の原発推進政策と対決し、再稼働を断念させようと声をあげました。集会は、デング熱問題のため、当初予定していた代々木公園から変更し、主催も「さようなら原発1千万署名市民の会・1000万人アクション」だけとなりましたが、予想を大きく上回る参加があり、夕刻までデモ行進が続きました。 集会は「エセタイマーズ」のオープニングライブに続き、女優の木内みどりさんの司会で進行。呼びかけ人の鎌田慧さん(ルポライター)は、鹿児島・
9・23さようなら原発全国大集会の会場を亀戸中央公園に変更します
9月23日に予定していました代々木公園での「さようなら原発全国大集会・大行進」は、現在デング熱の問題が出ています。代々木公園A地区は、デング熱を媒介する「蚊」が確認され、現在閉鎖されています。集会自体は、同公園のB地区を中心に行われることになっており、現時点では「蚊」の発生は確認されていません。 しかしA地区と隣接しており、今後も発生しないとの確約もできない状況の中では、代々木公園での集会を断念せざるを得なくなりました。 主催の3団体で協議の結果、さようなら原発1000万人アクションは、会場を亀戸中央公園に変更して当初の予定通り9月23日に全国集会を開催することとなりました。なお他の2団
声明 原子力規制委員会の川内原発審査結果の正式決定に抗議する
原子力規制委員会の川内原発審査結果の正式決定に抗議する 原水爆禁止日本国民会議議 長 川野 浩一事務局長 藤本 泰成 原子力規制委員会は、九州電力川内原子力発電所の「審査書」を正式決定した。「審査書」は、あくまでも「新基準に適合している」とするもので、一部報道にある「安全審査の合格書」ではない。これまで、「安全とは言わない」「リスクがゼロとは言わない」と規制委員会の田中俊一委員長が繰り返し発言してきたことでも明らかだ。 「審査書」の決定にあたってのパブリックコメントには、17,819件もの意見が寄せられているが、修正された箇所はほとんど無い。問題となった火山リスクに対しても、「運転
9月9日、東京の日本教育会館において「東北アジアに非核・平和の確立を!日朝国交正常化連絡会」の総会を行ないました。総会には岩手、福島、新潟、長野、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、兵庫、岡山、福岡の代表のほか、朝鮮女性と連帯する会、南北コリアと日本の友だち展、高麗野遊会など全国の仲間が集まりました。 冒頭、長野で日朝友好運動に取り組んできた伊藤晃二さんが6月に亡くなられたことに対し、一同で黙祷し追悼しました。 2014年に入って日本政府が日朝協議を再開し、5月29日には日朝間の新たな
2014年09月09日