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安倍政権の原発推進政策により、鹿児島・川内原発と福井・高浜原発の再稼働に向けた動きが強くなる中、「さようなら原発」一千万署名市民の会の主催で、1月25日、東京・「豊島公会堂」で、「川内・高浜原発を再稼働させない!東京集会&デモ」が行われ、市民や労働組合代表など550人が参加、現地の報告などを受けて「原発再稼働と安倍政権を止めよう!」などと気勢をあげました。 集会の呼びかけ人を代表し、鎌田慧さん(ルポライター)は「今年の最初の脱原発集会となった。原発とともに、安倍政権は軍事大国化をめざして、武器と原発を輸出しようとしている。再稼働を許さない声を大きくしよう」と呼び掛けました。 また
イスラム国の人質となった2人の解放を求める緊急アピール 私たちは、米英によるイラク攻撃に反対し、それを支持して攻撃に加担した日本政府に抗議する広範な運動を行ってきた者(people)として、また、現在の安倍政権による『海外で戦争する国づくり』とそのための日米の軍事協力を強める政策に強い反対運動を進めている者(people)として、世界で実現されるべき正義と人道の名において、今回の日本人2人のシリア入国の経緯と立場の評価は留保したうえで、2人の日本人の生命を奪うことなく、無事に解放するよう求めます。そして、日本政府が2人の生命を救うために、最大限の交渉の努力を行うことを要請します。
「止めよう!辺野古新基地建設」─沖縄県議会議員代表団12名が1月15日、県議会で可決された辺野古新基地建設に反対する意見書を持って、米国大使館を含め関係省庁に要請するために上京しました。昨年11月の沖縄県知事選で、翁長雄志さんが仲井眞弘多前知事に10万以上の得票差をつけて当選。このゆるぎない沖縄の民意を携えての要請でしたが、首相官邸や防衛、外務省は誠意ある対応を見せませんでした。 15日夜、連合会館で開催された同議員団の報告集会には、会場をあふれる450名の市民や労働者が参加。知事選に続いての衆議院総選挙においてオール沖縄で闘い勝利した小選挙区選出の全議員、また超党派の国会議員で構
総選挙が終わった。マスコミは自民党の大勝と報じているが、改選前の議席を一つ減らしている。しかし、私たちが応援する民主リベラル勢力が勝利したかというとそうではない。「ごまめの歯ぎしり」とか何とか言われそうだから、ここはおとなしくしてる方がいいのか。そうもいくまい。 自民党は、政治資金問題で経産大臣を辞任した候補を公認し、有権者は11万票を与えて当選させた。これを称して「みそぎ」と呼んでいる。政治の世界も神事と一緒で、選挙という川で洗い清めれば済むらしい。「最後は金目でしょ」と発言して、原発事故被災地からきびしい批判を受けた環境大臣も当選した。教育勅語は素晴らしいと礼賛する文科大臣も同様だ。
2015年01月01日
インタビュー:特別座談会田中宏さん、渡辺美奈さん、矢野秀喜さんに聞く 2015年は重要な課題が山積 新基地建設阻止に向けた沖縄県民の闘い 食とみどり、水を守る全国集会での討議 ウィーン会議からNPT再検討会議を臨む 福島第一4号機使用済み燃料取り出し完了 広島県平和運動センターの取り組み 本の紹介「栄光なき凱旋」 核のキーワード図鑑 2015年前期の主な取り組み 2015年 平和・民主主義・脱原発の旗を! 突然の衆議院の解散によって、12月14日投開票の第47回総選挙が行われました。選挙の投票率は52・66%と戦後最低となる中、自民、公明の与党に憲法改悪の発議ができる3分の2を超え
平和軍縮時評2014年12月号 戦争を好む体質への移行を許すな―武器輸出三原則の放棄と防衛装備戦略の策定 湯浅一郎
12月14日、安倍政権の自分のための解散・総選挙は、自民党の思惑通りの結果となったかもしれない。これにより、安倍政権は、これから4年間政権を担う権利を確保した。しかし、消費税のアップ等に起因する経済政策の頭打ちが今後継続するしかない見通しの元、支持率が下がらないうちの早い時期に選挙をという、いわば追い込まれた中で撃った賭けである。とはいえ、15年後半は、安倍政権が目論む戦後の平和レジームの破壊と「戦争する国づくり」のための関連法案が一斉に登場する環境が作られた。被爆70周年、NPT(核不拡散条約)再検討会議を迎える年に、日本がどこへ向かうのかが問われている。
マイノリティの表現の自由を守ることこそ民主主義! 東アジア市民連帯・連続集会第2回「ヘイトスピーチとたたかうために」開催
12月19日(金)、「戦後70年 新しい東アジアへの一歩へ!市民連帯」(略称「東アジア市民連帯」)の第2回集会が連合会館で開かれ、約60名が参加しました。 今回のテーマは「ヘイトスピーチとどうたたかうか」。東アジア諸国との新しい友好関係を築くためには、自分たちの足元、つまり日本国内の人権・民主主義について点検することも必要。そうした意味から「マイノリティの権利を侵害し続けるヘイトスピーチをどうやって止めるべきか」を議論するために、今回の集会が開催されました。 講演に先立って開会の挨拶をした長谷川和男さん(「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会)は、「東アジア市民の大きな連
2014年12月24日
第47回衆議院総選挙の結果についての声明 フォーラム平和・人権・環境 共同代表 福山 真劫 突然の衆議院の解散によって、12月14日投開票の第47回総選挙が行われました。私たちは、安倍晋三首相の「自らの延命」のための党利党略による選挙だとして、世論と同様に批判するとともに、「安倍の暴走を止め、憲法を基本にした平和・民主主義・脱原発の政策を前進させるための絶好のチャンスだ」として、民主党や社民党、立憲フォーラム参加議員の勝利をめざして、全力でがんばることを呼びかけてきました。 選挙の投票率は52・32%(推定)と戦後最低となる中、各党の獲得議席は、自民党291、公明党35、民主
青森県八戸市八日町、JR八戸線本八戸駅から10分ほど歩くと、安藤昌益資料館がある。会議と会議の間に、まとまった時間ができたので足を運んだ。「蔵ショップはちつる」という醸造メーカーの販売店と一緒なので、酒好きは嬉しい。昌益は、江戸中期の封建時代にあって、平等の世の中を説いた人物として類例を見ない思想家だ。彼の思想を著した「自然真営道」101巻は、八戸の地で書かれたと言われる。 東北の太平洋岸では、夏でも時折、やませ(山背)と呼ばれる東からの冷涼な風が吹く。稲の開花時期に当たると極端に収量が落ち「冷害」と呼ばれる事態が発生する。江戸期の農業は、常に凶作と飢饉の脅威にさらされていた。八戸地方で
2014年12月01日