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憲法理念の実現をめざす第51回大会(護憲大会)開会総会  大会基調提案 藤本泰成事務局長

全国より、多くのみなさまに参加をいただき、ありがとうございます。また、地元実行委員会のみなさまのご努力に対し、心から感謝申し上げます。 憲法理念の実現をめざす第51回大会、ここ岐阜の地で開催いたします。 この会場から鵜飼いで有名な長良川を挟んで、斎藤道三、達興父子、そして織田信長が覇を競い合った稲葉山城(岐阜城)が望めます。 その麓の岐阜公園は、真偽は別にして、1882年に自由党総裁であった板垣退助が「板垣死すとも自由は死せず」という有名な言葉を残した場所と言われています。板垣退助の歴史的評価は様々ですが、民選議院設立を求めた運動の渦中での言葉として有名です。その後、普通選挙を求める

憲法理念の実現をめざす第51回大会(護憲大会)分科会報告

第1分科会「非核・平和・安全保障」 第1分科会「非核、平和、安全保障」では、半田滋さん(東京新聞論説委員)から提起を受けました。現在改定作業がすすめられている「日米防衛ガイドライン」についての問題から始まり、安倍政権が閣議決定した「集団的自衛権」行使容認ついて、安倍政権の主張のなかのウソとでっちあげをひとつひとつ指摘し、その問題性を明らかにされました。 会場からの質問に答えながら、「集団的自衛権」を確立させようとする安倍首相の原動力は、アメリカからの直接的干渉は無く、日米安保条約は「双務協定」であるべきという、安倍首相の個人的政治信念にあるのではとされました。また、アフガニスタン戦

ビデオ報告 憲法理念の実現をめざす第51回大会(護憲大会)とデモ行進

2014年11月1日に岐阜市で開かれた「憲法理念をめざす第51回大会」(護憲大会)の開会総会、シンポジウム、デモ行進などの様子をビデオにまとめました(8分)

岐阜に全国から1200人参加し「護憲・平和を守るデモ&集会」

 「安倍政権の暴挙を許さず、平和・いのちを守ろう!」と長良川河川に声が響きました。11月1日、岐阜市「長良川国際会議場」で開かれた「憲法理念の実現をめざす第51回大会」(護憲大会)に参加した全国からの参加者1200人は、大会終了後、小雨の中、会場から長良川河川の公園までデモ行進を行い、「11.1憲法・平和を守る1000人集会」を開きました。 横断幕やプラカードを手にした参加者は「集団的自衛権の行使容認反対!」「戦争は絶対にさせない!」「特定秘密保護法の廃止!」などのシュプレヒコールをしながら、デモ行進で市民に訴えました。(写真左) 公園で開かれた集会で、主催者あいさつに立った河合良房

護憲大会来賓あいさつ/江田五月・民主党最高顧問

民主党最高顧問 江 田 五 月はじめに―全国からお集まりの皆さんの日ごろのご活動に、心から敬意を表します。安倍内閣の特徴―皆さんのご支援で、また大きな期待をかけていただいて、戦後初めて本格的な政権交代を実現した民主党が、政権を失っただけでなく、国民の期待に沿わない状況になっていたことについて、率直にお詫びします。しかし、安倍内閣の掲げたアベノミクスも次第に馬脚を現し、景気も地方や地場の中小企業や家計には届かず、逆に格差の拡大や働くものの不安定といった結果となり、労働者派遣法改悪によりこれをますます助長しようとしています。特に、その危険な方向―私は、こうした傾向に加えて、安倍内閣の国民や世界の常

護憲大会地元歓迎あいさつ/今こそ、真の主権者になろう!!

第51回護憲大会岐阜県実行委員会委員長 河 合 良 房    皆様、ようこそ岐阜へ来ていただきありがとうございます。    日本の中央に位置する岐阜は、山紫水明の地であり、私たちの心身をリフレッシュさせてくれます。岐阜市の中央には、清流長良川が流れ、織田信長の居城である岐阜城が鎮座している金華山がそびえています。一幅の絵画を見るが如き景色です。    もっとも、岐阜市は、終戦間近の1945年7月9日深夜、米軍の空襲を受け、死者約900人、負傷者約1200人、焼けた家約2万戸(岐阜市内の約50%)、住む家を

護憲大会主催者あいさつ/憲法を基本に、平和・民主主義・脱原発社会の確立めざして闘おう

憲法理念の実現をめざす第51回大会実行委員会委員長      フォーラム平和・人権・環境共同代表 福 山 真 劫   昨年は沖縄で大会を行いました。早いものでもう一年になります。この一年間は、安倍政権の「戦争する国へ、監視社会へ、貧困・格差社会へ」の暴走との闘いでした。   NSC法、特定秘密保護法、防衛大綱の決定、国家安全保障戦略の決定、武器輸出3原則の見直し、安倍首相の靖国公式参拝、沖縄辺野古への新基地建設の強行、集団的自衛権行使の容認の閣議決定、ガイドラインの中間報告、

平和のための教育 -マララさんのノーベル賞受賞に思う-

パキスタン人のマララ・ユスフザイさんが、「パキスタンのタリバン運動」(TTP)に銃撃され重傷を負ったのは、2012年10月だった。ウイでもそのことについて書かせてもらった。医師団の必死の治療と強い意志によって奇跡的に回復したマララさんに、10月11日(日本時間)、女性の教育を受ける権利への闘いによってノーベル平和賞が授与された。心から喜びたい。 「私には二つの選択肢しかない。一つは、声を上げずに殺されること。もう一つは、声を上げて殺されること」「一人の子ども、一人の教師、一冊の本、一本のペンが、世界を変える」と主張するマララさんは、女性をきびしく抑圧するTTPのターゲットだ。ノーベル賞受

2014年11月01日

ニュースペーパー2014年11月

インタビュー:自治労書記長川本淳さんに聞く 集団的自衛権行使と日米ガイドライン見直し 異常な暴落を続ける生産者米価 「もんじゅ」は廃炉が最善策 核兵器の非人道性から禁止条約へ 核のない世界と一触即発の核ミサイル発射態勢解除 矢嶋良一さん著『「労働」「平和」こそ私の原点』 群馬県平和運動センターの活動 『日中韓を振り回すナショナリズムの正体』 核のキーワード図鑑 第46回食とみどり、水を守る全国集会案内 「さようなら原発全国大集会」に16000人  川内原発再稼働するな!フクシマを忘れない!─9月23日、東京江東区の亀戸中央公園で「さようなら原発全国大集会」が開かれ、16000人が参加