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マイノリティの表現の自由を守ることこそ民主主義! 東アジア市民連帯・連続集会第2回「ヘイトスピーチとたたかうために」開催
12月19日(金)、「戦後70年 新しい東アジアへの一歩へ!市民連帯」(略称「東アジア市民連帯」)の第2回集会が連合会館で開かれ、約60名が参加しました。 今回のテーマは「ヘイトスピーチとどうたたかうか」。東アジア諸国との新しい友好関係を築くためには、自分たちの足元、つまり日本国内の人権・民主主義について点検することも必要。そうした意味から「マイノリティの権利を侵害し続けるヘイトスピーチをどうやって止めるべきか」を議論するために、今回の集会が開催されました。 講演に先立って開会の挨拶をした長谷川和男さん(「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会)は、「東アジア市民の大きな連
2014年12月24日
第47回衆議院総選挙の結果についての声明 フォーラム平和・人権・環境 共同代表 福山 真劫 突然の衆議院の解散によって、12月14日投開票の第47回総選挙が行われました。私たちは、安倍晋三首相の「自らの延命」のための党利党略による選挙だとして、世論と同様に批判するとともに、「安倍の暴走を止め、憲法を基本にした平和・民主主義・脱原発の政策を前進させるための絶好のチャンスだ」として、民主党や社民党、立憲フォーラム参加議員の勝利をめざして、全力でがんばることを呼びかけてきました。 選挙の投票率は52・32%(推定)と戦後最低となる中、各党の獲得議席は、自民党291、公明党35、民主
青森県八戸市八日町、JR八戸線本八戸駅から10分ほど歩くと、安藤昌益資料館がある。会議と会議の間に、まとまった時間ができたので足を運んだ。「蔵ショップはちつる」という醸造メーカーの販売店と一緒なので、酒好きは嬉しい。昌益は、江戸中期の封建時代にあって、平等の世の中を説いた人物として類例を見ない思想家だ。彼の思想を著した「自然真営道」101巻は、八戸の地で書かれたと言われる。 東北の太平洋岸では、夏でも時折、やませ(山背)と呼ばれる東からの冷涼な風が吹く。稲の開花時期に当たると極端に収量が落ち「冷害」と呼ばれる事態が発生する。江戸期の農業は、常に凶作と飢饉の脅威にさらされていた。八戸地方で
2014年12月01日
インタビュー:女優 木内みどりさんに聞く 重大な衆議院総選挙に向けて 憲法理念の実現をめざす第51回大会ひらく 日朝交渉の進捗状況と朝鮮半島情勢 TPP交渉は合意ならず越年へ 原発再稼働の策動に歯止めをかけよう 「フクシマ」でいま何がおこっているか オバマ大統領核軍縮の実績、挽回の手は 自衛官に「聞く」ことから始めよう 核のキーワード図鑑 新刊パンフレットのご案内 憲法理念の実現をめざす第51回大会 「『戦争をさせない』私たちは平和主義を、そして命を守ります!憲法理念の実現をめざす第51回大会(護憲大会)」が、長良川国際会議場をメイン会場に、全国から2000人が参加して11月1日か
平和軍縮時評2014年11月号 解散総選挙の前に、安倍政権の安保政策を問う―集団的自衛権、日米ガイドライン、新「宇宙基本計画」 塚田晋一郎
年末の解散総選挙へ 11月21日、衆議院が解散され、12月2日公示、14日投開票で解散総選挙が行われることとなった。安倍首相による解散の「大義」が問われている。しかし、その目的は、「勝てるうち」に解散総選挙に打って出て、「改めて国民の信を得た政権」となり、任期を延長することであろう。大義などあろうはずもない。 首相は消費税10%への引き上げ延期の判断と、「アベノミクス」への評価を問うとしているが、消費増税については法律の中に引き上げ判断に関する「景気条項」が当初から盛り込まれており、それに従っただけである。いま消費税を上げることに賛成している政党は存在せず、そもそも争点にはなってい
第46回食とみどり、水を守る全国集会に全都道府県から500人参加
平和フォーラムや消費者・市民団体、農民組織などで構成する実行委員会(石原富雄実行委員長)主催の「第46回食とみどり、水を守る全国集会」が、11月28日~29日に、東京・日本教育会館で開催され、全都道府県から500人以上が参加。「当たり前に生きたい!むらでもまちでも─地域の営みが変える未来」をスローガンに掲げ、食の安全・安心や農林業政策、環境問題などをめぐり、討議と交流を行いました。 主催者あいさつに立った石原実行委員長は、安倍政権の大義なき衆院解散・総選挙を批判し、「今回の総選挙は食・みどり・水に関わる取り組みにとっても大きな局面にある。持続可能な循環型社会を実現し、農林
第1分科会「課題別入門講座」 参加者=120名 ①「原発問題入門 原発はなぜ危険なのか」 上澤千尋さん(原子力資料情報室・原発事故問題担当) 上澤さんからは、原子力発電所(以下「原発」)というのは、ウランの核分裂のエネルギーを使ってお湯を沸かし、高温・高圧の蒸気で発電機のタービンを回して電気を作る、いわば「放射能を大量に抱えたまま運転する大きなヤカン」のようなものであり、そのうち電気になるのは1/3で、残りの2/3のエネルギーは廃熱となるなど、効率の面で問題があることが指摘された。 この原発の発電過程においては、いわゆる「死の灰」と呼ばれるヨウ素131やセシウム137、プル
重大な衆議院総選挙に向けて 平和・民主主義・脱原発のために勝利しよう!
重大な衆議院総選挙に向けて 平和・民主主義・脱原発のために勝利しよう フォーラム平和・人権・環境 共同代表 福山 真劫 11月21日に衆議院が解散され、12月2日に公示、14日に投票の総選挙になりました。安倍自公政権は、「アベノミクス失敗、相次ぐ閣僚の不祥事、沖縄県知事選での大敗、戦争するための暴走」を隠し、自らの延命と権力基盤強化のために解散に打って出たのです。しかし私たちにとっても、安倍の暴走を止めるための絶好のチャンスです。 安倍政権の暴走を止めよう─私たちの訴え この2年間、安倍自公政権は「戦争する国へ、監視社会へ、原発推進へ、貧困・格差拡大社会へ」と暴走