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いまこそ史実と向き合う 東アジア市民連帯第4回集会「ジョン・ラーベ」上映会&講演会を開催
「戦後70年 新しい東アジアへの一歩へ!市民連帯」(略称、東アジア市民連帯)の第4回集会「いまこそ史実と向き合う 『ジョン・ラーベ』上映会&講演会」が4月4日(土)に連合会館で開催され約250名が参加しました。 今回上映された「ジョン・ラーベ~南京のシンドラー~」は2009年に制作された独仏中合作による映画です。様々な映画賞を受賞し多くの日本人俳優も出演している本作ですが、南京大虐殺を描いているためにこれまで日本国内では公開されてきませんでした。昨年から実行委員会が国内での上映運動を始め、いまは全国各地で自主上映会が開催されています。東アジア市民連帯も「加害責任に対する真摯な謝罪」と「
参議院予算委員会を聴くともなく聴いていると、「八紘一宇」と言う言葉が耳に飛び込んできた。質問に立った三原じゅん子自民党参議院議員が、「日本には、神武天皇が即位したときに言ったとされる『八紘を掩ひて宇にせむこと』に由来する『八紘一宇』と言う言葉がある。これは『一つ屋根の下、家族のようにやろう』という意味で、世界各国も自国の利益ばかりに拘泥せずきちんと世界のルールを守るべきだ」と言うように使っていた。 予算委員会では、この言葉に対してヤジも飛ばず問題にもされていない。三原議員は、質問の最後を「八紘一宇は日本の国柄」「この精神で安倍首相は世界平和に貢献せよ」と締めくくった。 もうこの国は
2015年04月01日
インタビュー:日本国際ボランティアセンター代表理事の谷山 博史さんに聞く 後藤健二さんたち殺害事件と集団的自衛権体制 沖縄・辺野古新基地建設に反対する 見通しが不明なTPP交渉の行方 原水禁発足50 周年に思う(3) 変わらぬ核兵器国の姿勢―鍵は市民社会と非核国 日本のプルトニウム─英国で急増の怪 国際社会と日本の歴史認識 護憲・原水禁千葉県実行委のとりくみ 本の紹介『戦前外地の高校野球』 核のキーワード図鑑 原発のない福島を!県民大集会 東日本大震災による福島第一原発事故から4年目を迎えた3月14日、福島市「あづま総合体育館」において「2015原発のない福島を!県民大集会」
平和軍縮時評2015年3月号 集団的自衛権と安保法制与党合意 塚田晋一郎
昨年7月1日の閣議決定によって、安倍政権は日本を集団的自衛権行使可能な国にするための、直接的な契機となる最初の一穴を空けた。その際も、そして現在に至るまで、安倍首相はじめ政府高官らは、これは憲法の範囲内での方針の変更であり、いわゆる「解釈改憲」ではないと一貫して主張してきている。 しかし現在行われようとしていることは、戦後日本が70年間かけて積み上げてきた平和・非戦国家としての「ジャパン・ブランド」としての国際的・歴史的地位を失墜させかねないものである。そして憲法を最高法規とするこの国の規範や民主主義そのものを、根底から破壊する動きに他ならない。 集団的自衛権の罠 安倍政権は、集
東京電力福島第1原発事故から4年、安倍政権が進める原発再稼働を許さず、脱原発社会を作ろうと、「『さようなら原発』一千万署名市民の会」の呼びかけで、3月28日、東京・新宿区の新宿文化センターで、「フクシマを忘れない!さようなら原発大講演会」が開かれ、市民など1300人が参加しました。 開会あいさつで呼び掛け人の鎌田慧さん(ルポライター)は、「福島原発事故はまったく収束していない。しかし、政府は原発再稼働を進めようとしている」として、再稼働に反対し、原発をなくすまで闘う決意を呼び掛けました。 福島現地からの報告をいわき市議で、東京電力幹部らを業務上過失致死傷容疑で告訴した福島原