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「原発のない福島をめざそう!」。東日本大震災による福島第一原発事故から4年目を迎えた3月14日、福島市「あづま総合体育館」において「2015原発のない福島を!県民大集会」が開かれ、県内外から6500人が参加しました。県平和フォーラムや生協連、女性団体連絡会などさまざまな団体の代表が呼びかけ人となった実行委員会が主催し、事故の翌年から毎年3月に開催されています。 計画的避難地域に指定されている川俣町山木屋地区の皆さんの勇壮な「山木屋太鼓」の演奏や、震災をきっかけに結成されたグループ「ハッピーアイランド」の創作ダンスのアトラクションで幕開け。実行委員会を代表し、角田政志実行委員長(福島県
「公約も国会決議も踏みにじる『合意』はあり得ない!」と、東京・渋谷区の「東京ウイメンズプラザ」で、「TPPを考えるフォーラム 地域を破壊するTPPは止めよう!」が開かれ、市民など約200人が参加しました。TPPは農業に限らず、地域経済・雇用、医療などを脅かすことになります。しかし、交渉は秘密理に行われており、内容の情報開示もないまま、国会決議を踏みにじる合意は許されないとして、平和フォーラムも含む市民団体などによる実行委員会(主婦連合会の山根香織会長など呼び掛け)が主催しました。 基調講演を京都大学大学院の岡田知弘教授が「TPPは地域に何をもたらすか」と題して行い、「TPPは多国籍企
平和フォーラムは、3月1日~2日に、全国130名の参加者のもと静岡市で「全国活動者会議」を開き、情勢について確認するとともに、2015年度の運動方針をめぐり討議を行いました。 最初に福山真劫平和フォーラム代表が憲法改悪・戦争をする国へ突き進む安倍政権の暴走に対抗する総がかりのたたかいについて8点にわたって提起しました。 次に講演として「マスコミと日本の政治情勢」と題し、新聞労連委員長で共同通信の新崎盛吾さんが、新聞労連の役割、イスラム過激派による仏紙襲撃や日本人人質事件など表現・報道の自由をめぐる最近の諸問題、従軍慰安婦問題や東電吉田前所長長所報道での朝日新聞バッシングと新
日本の政治家も文化人も、知性のレベル低下は目を見はるものがあると、十把一絡げに語ることは適切ではない。言い方を変えよう。安倍晋三首相の周辺はひどい。安倍首相の私的諮問機関「教育再生実行会議」の主要なメンバーである作家の曾野綾子さんが、重大な差別発言を産経新聞紙上のコラムで行った。若者が減少する中で、労働移民の受け入れは重要であり、資格や語学力の障害を取り除くべきとする一方で、「ここまで書いてきたことと矛盾するようだが、外国人を理解するために、居住を共にすることは困難。居住区だけは白人、アジア人、黒人というふうに分けて住む方がいい」と主張した。人種差別撤廃後の南アフリカ・ヨハネスブルグでの体験を
2015年03月01日
インタビュー:教科書問題を考える横浜市民の会代表の佐藤満喜子さんに聞く 戦争関連法案の問題は何か 戦後70年の精神─私たちが守るべきもの 農協改革─その狙いは何か 原水禁発足50周年に思う(2) 課題が山積する福島第一原発の現状 NPT再検討会議に向けて─核削減の勢いは? オスプレイの配備撤回!低空飛行訓練を許さない あいち平和フォーラムのとりくみ 映画の紹介『ジョン・ラーベ~南京のシンドラー』 核のキーワード図鑑 安倍政権の暴走を止めよう!1月に連続行動 安倍政権は昨年末の総選挙での「勝利」を受けて、憲法違反の閣議決定に基づく日米ガイドライン改定や戦争関連法案提出、沖縄・辺野古新
被災61周年3・1ビキニデー全国集会アピール ビキニ被災61周年を迎えた今年は、戦後70年、被爆70年そして原水禁結成50年の節目の年にあたります。あらためて私たちに、平和や戦後責任、核兵器の問題が厳しく問われています。 折しも今年4月には核拡散防止条約(NPT)再検討会議がニューヨークの国連本部で開かれます。核兵器廃絶の国際的機運を高め、廃絶への行動を強く求める絶好の機会です。私たちは、核兵器保有国をはじめ国際社会に核兵器廃絶に向けた具体的行動を今すぐ起こすよう強く訴えます。 しかし核廃絶をめぐり極めて厳しい状況にあるのも事実です。世界には16000発超える核兵器が存在し、いつでも発射できる
1954年3月1日に南太平洋のビキニ環礁で、アメリカ軍が行った水爆実験によって、日本のマグロ漁船・第5福竜丸など多くの漁民や周辺のマーシャル諸島・ミクロネシアの住民が放射能被害を受けました。その後、日本では原水爆実験反対署名が始まり、原水爆禁止運動がスタートしました。 それから61周年の3月1日に「被災61周年3.1ビキニ・デー全国集会」が静岡市で開催され、全国から210名が参加しました。主催者の川野浩一・原水禁日本国民会議議長は「今年は日本の敗戦から70周年を迎える。しかし、多くの国民が戦争や原水爆被災のことを知らなくなっている。福島原発事故を起こした日本政府の責任を問い続