新着情報

300人参加し「憲法と『建国記念の日』を考える2.11集会-安倍政権の暴走とナショナリズム-」

   平和フォーラムは例年2月11日、戦前の「紀元節」を「建国記念の日」としていることに異議を唱え、集会を行っています。戦後の日本は、自民党内閣のもとで、東アジアとの関係、とくに歴史認識については繰り返し問題を引き起こしてきました。とりわけ現在、長期政権化の様相が強まり、改憲にまで着手を言及しはじめた安倍首相は、日本の戦争責任をはじめ歴史認識について、中国・韓国などの近隣アジア諸国はもとより、欧米諸国からもその姿勢に対する強い批判を受けています。しかし、国内世論は、政権への強い批判の一方で、偏狭なナショナリズムに流れる動きも看過できないものとなっています。これを踏

 辺野古新基地建設  沖縄議員懇が「暴力的な警備活動」で申入れ

沖縄防衛局は1月15日、普天間基地移設に伴う辺野古への新基地建設に向け、一時中断していた海上作業を再開しました。新基地建設に反対する市民らが、連日抗議行動を重ねていますが、この抗議行動を圧殺しようとするがごとく、警備当局の暴力的な警備活動が続いています。沖縄等米軍基地問題議員懇談会では、1月27日に防衛省、海上保安庁、警察庁と事実関係の調査を含めた聞き取りを行ってきたところですが、このままでは流血の事態すら懸念されるため、警備当局に対して緊急に適切な措置を取るよう、総理大臣を含め関係省庁に申し入れを行いました。4件の要請書をご紹介いたしますので、ご確認ください。  1.内閣

日本社会の貧困、 それは政治の貧困

「憲法の平和主義は変わりません」とは、安倍晋三首相の言葉。日本の政治の最高責任者の言葉だが、聞いている方にはうそっぽく聞こえる。4兆9801億円、過去最大の2015年度防衛予算額だ。14年度の補正予算額と合わせると5兆1901億円。15年度の概算要求額を500億円ほど上回る。2014~18年度の中期防衛力整備計画(中期防)を超えるペースで、歯止め無く防衛予算が膨張している。 これまで中期防は、2回連続で減額されてきた。しかし、今回の中期防は前回比で1兆2000億円増額され、その上、年度予算がそのペースを上回ることとなった。その影で、沖縄振興費が5年ぶりに減額された。しかも辺野古新基地建設

2015年02月02日

ニュースペーパー2015年2月

インタビュー:作家保阪正康さんに聞く歴史修正主義が権力と一体となった 違法性が確定した京都朝鮮学校襲撃事件裁判 新しい機能性表示食品にどう向かい合うか? 原水禁発足50周年に思う(1) 高浜原子力発電所3・4号機の再稼働を許すな 見えない新原子力委員会の役割 全国基地爆音訴訟原告団連絡会議の活動 北富士演習場の全面返還を求め運動進める 映画の紹介「荷車の歌」 核のキーワード図鑑 オスプレイ反対東日本連絡会が発足 「止めよう!辺野古新基地建設」  沖縄県議会議員代表団12名が1月15日、県議会で可決された辺野古新基地建設に反対する意見書を持って、米国大使館を含め関係省庁に要請す

平和軍縮時評2015年1月号 核兵器の人道的影響に関するウィーン会議―強まる「非人道性」からの要請 法的枠組みへの道筋が課題  塚田晋一郎

  2014年12月8-9日、オーストリアのウィーンにおいて、「核兵器の人道的影響に関するウィーン会議」が開催された。ウィーン会議では、13年3月のオスロ(ノルウェー)、14年2月のナヤリット(メキシコ)に続き、核兵器使用がもたらす人道的結果の甚大さへの認識が共有されるとともに、ひとたび核兵器が使用されれば、あらゆる手段をもってしても人道的救援は困難であり、その危険性の回避には核兵器廃絶が必要との認識が改めて示された。 2010年5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議の最終文書は、初めて「核兵器禁止条約」とともに、核兵器の非人道性に言及し、注目を浴びた。それから5年が経と

安倍政権の暴走を止めよう!1.26国会前行動に2500人集まる

安倍政権は昨年末の総選挙での「勝利」を受けて、憲法違反の閣議決定に基づく日米ガイドライン改定や戦争関連法案提出、沖縄・辺野古新基地建設、歴史認識の改ざん、貧困と格差の拡大、原発再稼働、そして憲法改悪などへ突き進もうとしています。 こうした動きを止めようと、通常国会が召集された1月26日の夜に、「安倍政権の暴走に反対する国会前行動」が取り組まれ、市民や労働組合代表など2500人が国会前の路上を埋め尽くしました。 呼び掛け団体の「戦争をさせない1000人委員会」の鎌田慧さん(ルポライター)や、民主党、社民党など野党の代表、日本弁護士連合会や学者グループの代表などが、集団的自衛権の行使容

1・25 辺野古新基地建設に反対! 国会包囲に7000人

 1月25日、沖縄の海の色を象徴した青いものを身につけた人々が、人間の鎖で国会を取り囲みました。政府が沖縄の民意を無視して進める辺野古新基地建設に反対する行動で、市民団体のほか昨年末の衆議院選挙・沖縄選挙区で勝利した4名の国会議員も駆けつけアピールをしました。

川内・高浜原発を再稼働させない!東京集会に550人

  安倍政権の原発推進政策により、鹿児島・川内原発と福井・高浜原発の再稼働に向けた動きが強くなる中、「さようなら原発」一千万署名市民の会の主催で、1月25日、東京・「豊島公会堂」で、「川内・高浜原発を再稼働させない!東京集会&デモ」が行われ、市民や労働組合代表など550人が参加、現地の報告などを受けて「原発再稼働と安倍政権を止めよう!」などと気勢をあげました。 集会の呼びかけ人を代表し、鎌田慧さん(ルポライター)は「今年の最初の脱原発集会となった。原発とともに、安倍政権は軍事大国化をめざして、武器と原発を輸出しようとしている。再稼働を許さない声を大きくしよう」と呼び掛けました。 また

イスラム国の人質となった2人の解放を求める緊急アピール

イスラム国の人質となった2人の解放を求める緊急アピール  私たちは、米英によるイラク攻撃に反対し、それを支持して攻撃に加担した日本政府に抗議する広範な運動を行ってきた者(people)として、また、現在の安倍政権による『海外で戦争する国づくり』とそのための日米の軍事協力を強める政策に強い反対運動を進めている者(people)として、世界で実現されるべき正義と人道の名において、今回の日本人2人のシリア入国の経緯と立場の評価は留保したうえで、2人の日本人の生命を奪うことなく、無事に解放するよう求めます。そして、日本政府が2人の生命を救うために、最大限の交渉の努力を行うことを要請します。