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フォーラム平和・人権・環境は4月15日、東京・日本教育会館で第17回総会を開催し、2015年度の運動方針などを協議・確認しました。総会には加盟団体、各都道府県組織から約150名が参加しました。 冒頭に、ビデオ映像「速報 辺野古のたたかい2015年1月~3月」を見た後、福山真劫代表があいさつ。福山代表は、辺野古米軍新基地建設反対集会での社民党の照屋寛徳衆院議員の「がまんしようにもがまんできない。がまんの限界を超えている。一番悪いのは日米両政府。次に悪いのは国民の無関心」との発言や、翁長雄志沖縄県知事と菅義偉官房長官との対談での、翁長知事の「上から目線の『粛々』という言葉を使えば使うほど
平和フォーラム第17回総会/戦後70年、「平和」と「いのち」の尊厳を求める特別決議
敗戦から70年が過ぎようとしています。誰もが日本が変貌していくことに大きな危惧を抱いています。「さようなら原発1000万人アクション」「戦争をさせない1000人委員会」の運動で、常に私たちを鼓舞しその先頭に立っている大江健三郎さんは、「戦後は明るかった」と話されます。かけがえのない友を、肉親を、愛する人を失ってもなお、涙することを許されない戦争国家が、1945年8月15日に崩壊しました。日本の敗戦はその重圧からの精神の解放だったのです。「時代の精神はずっと『不戦』と『民主主義』の憲法に基づく『戦後の精神』だった」と、大江さんは続けます。  
この間の平和フォーラムの闘いへのご結集に心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。また今日は春闘、統一自治体選挙の中での結集ありがとうございます。 この1年、平和フォーラムが大きな役割を果たせたのは皆様の運動結集があったからです。 さて憲法をないがしろにし、戦争する国・軍事大国化をめざす安倍自公政権の暴走が止まりません。私たちは、戦後最大の平和・民主主義・憲法の危機に直面しています。この事態の中で平和フォーラムの果たさなければならない役割がますます重要になっています。 Ⅰ.何が求められているのか 3月17日、超党派の沖縄議員懇(会長近藤昭一、事務局長
高浜原発の再稼働を認めない仮処分決定に対する声明 原水爆禁止日本国民会議議 長 川野 浩一 本日、福井地方裁判所の樋口英明裁判長は、「関西電力高浜原子力発電所3、4号機(福井県高浜市)の再稼働差し止めを求めた仮処分の申し立て」に対して、申し立てを認める決定を下しました。原子力規制委員会は、今年2月に安全審査の「合格証」にあたる「審査書」を決定していますが、今回の仮処分の決定は、審査に「合格」した原発の再稼働を認めないとする画期的な司法判断といえます。これにより原発の運転は禁じられ、高浜原発は関西電力の異議申し立てなどによって、決定の取り消しや変更、仮処分の執行停止定が行われない限り再稼働はでき
いまこそ史実と向き合う 東アジア市民連帯第4回集会「ジョン・ラーベ」上映会&講演会を開催
「戦後70年 新しい東アジアへの一歩へ!市民連帯」(略称、東アジア市民連帯)の第4回集会「いまこそ史実と向き合う 『ジョン・ラーベ』上映会&講演会」が4月4日(土)に連合会館で開催され約250名が参加しました。 今回上映された「ジョン・ラーベ~南京のシンドラー~」は2009年に制作された独仏中合作による映画です。様々な映画賞を受賞し多くの日本人俳優も出演している本作ですが、南京大虐殺を描いているためにこれまで日本国内では公開されてきませんでした。昨年から実行委員会が国内での上映運動を始め、いまは全国各地で自主上映会が開催されています。東アジア市民連帯も「加害責任に対する真摯な謝罪」と「