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沖縄5.15平和行進結団式 辺野古新基地建設阻止を決意

 安倍内閣が、集団的自衛権行使、戦争できる国に向けて戦争関連法案の閣議決定を行った5月14日、沖縄県那覇市で「復帰43年 第38回5.15平和行進全国結団式」が開かれました。これは「基地のない平和な沖縄を作ろう」と、毎年、全国からの参加者を含めて、沖縄の各地域を歩いて回り平和を訴えているもので、沖縄平和運動センターなどが主催、平和フォーラムが協力しています。 今年は、名護市辺野古への米軍新基地建設が強行されていることから、従来の平和行進を変えて、15日は辺野古現地での行進や座り込みを行い、16日は宜野湾市の普天間基地周囲の行進、17日は超党派実行委員会による県民総決起大会に参加します。 14日

ビデオ報告 「復帰43年 第38回5.15沖縄平和行進」全国結団式

5月14日に那覇市で開かれた「復帰43年 第38回5.15平和行進」全国結団式の模様をビデオにまとめました(約8分)

【声明】戦争法案の閣議決定を許さず、法案成立阻止のため全力で闘おう

【声明】戦争法案の閣議決定を許さず、法案成立阻止のため全力で闘おうフォーラム・平和・人権・環境共同代表 福山 真劫 安倍自公政権は、5月14日の臨時閣議で、憲法違反の「平和安全法制整備法案」(戦争法案)を決定しました。 これは、昨年7月1日の閣議決定、今年4月27日の日米ガイドラインの再改定、29日の安倍首相の米国議会における演説の集大成というべき内容です。 日本の平和主義・憲法9条は最大の危機です。このままでは国の形が変わってしまいます。私たちは、この法案の本質は、「集団的自衛権の合憲化」であり、戦後の国是であった、「平和主義」を基本とする憲法9条の破壊であり、具体的には、米国の軍事戦略の下

「許すな!戦争法案 戦争させない・9条壊すな!」5.12集会開く

  安倍政権は、5月14日に日本を戦争する国にする「安保法制」11法案を閣議決定しようとしており、この戦争法制定を阻止するため、5月12日、たたかいのスタートとなる「許すな!戦争法案 戦争させない・9条壊すな!5.12集会」が東京・日比谷野外音楽堂で開かれました。「戦争をさせない1000人委員会」などが主催し、台風の接近という悪天候の中にも関わらず、会場一杯の2800人が参加。「力を合わせて戦争法案を止めよう」と決意を固めました。(写真左は全員で一斉にプラカードでアピール)。 集会前に、様々な運動団体から、現在起こっている問題や運動についての訴えが行われ、沖縄基地問題や教育、医療、秘密

平和といのちと人権を! 5.3憲法集会に3万人 

   安倍政権が解釈改憲で集団的自衛権行使を可能にし、戦争をする国づくりを進めようとする中、5月3日の憲法記念日に横浜市の臨港パークで「平和といのちと人権!戦争・原発・貧困・差別を許さない5.3憲法集会」が開かれました。これは、作家の大江健三郎さんや瀬戸内寂聴さん、歌手の小室等さん、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんなどが呼びかけ人となって、集会実行委員会の主催で開かれたもの。 晴天のなか、広い会場は約3万人の市民などで埋め尽くされました。最初にプレコンサートとして、大島花子さんの歌、岡大介さんのカンカラ三線、ハルノトモの和太鼓演奏でスタート。 13時30分からのメイ

「平和の俳句」大切に

「平和とは一杯の飯初日の出」。2015年、戦後70年を迎える1月1日から、東京新聞・中日新聞で「平和の俳句」が始まった。この18歳の浅井将行さんの句に対し、選者のいとうせいこうさんは、「まずささやかな満足が個人にある。それなしに国の平和などない」と評している。たった16の文字の中に、なんと深遠な世界が広がっていることか。毎日毎日、驚きと感動の連続だ。 3月10日、東京大空襲の日は「三月十日南無十万の火の柱」。91歳の古屋治さんの句。東京大空襲は一夜にして推定10万人もの無辜の市民が炎に焼かれ犠牲になった。古屋さんは、黒焦げの遺体が転々とし骸が山積みになった中で、幹線道路のがれき撤去作業に

2015年05月01日

ニュースペーパー2015年5月

インタビュー:沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック事務局長木村辰彦さんに聞く 安倍自公政権の憲法破壊を許さず政策転換・退陣をかちとろう! 「水循環基本法」成立から1年今後の課題は 原水禁発足50周年に思う(4) 六ヶ所再処理工場の現状と問題 イラン核問題解決へ枠組み合意 貧困問題をなくすことと平和な社会をつくること 大阪平和人権センターのとりくみ ビデオ紹介『もっと!フェアトレード』 核のキーワード図鑑 フクシマを忘れない!さようなら原発大講演会  東京電力福島第1原発事故から4年、安倍政権が進める原発再稼働を許さず、脱原発社会を作ろうと、「『さようなら原発』一千万署名市民の会」の呼びか

平和軍縮時評2015年4月号 グアム建設予算、議会が支出凍結解除-米国は2つの基地を手に入れるのか?  田巻一彦

2014年10月17日の知事選で、沖縄県民は海兵隊普天間飛行場の県外移設、辺野古への代替施設建設反対を訴える翁長雄志氏を選出した。この民意に背を向けて政府は代替施設建設海域の埋め立てを強行しようとしている。沖縄には新基地建設反対の声が一層高まりをみせているが、政府は埋め立てを既定方針どおりに「粛々と」前に進めると繰り返し言明している。 実は、米議会では辺野古への代替施設建設にとどまらず、沖縄とグアムに二つの大規模基地を建設することに途を開く重要な決定が昨年12月になされていた。やや旧聞に属するが沖縄と海兵隊をめぐる米国内の政治構造と日本政府の意図的な不作為を如実に物語る事実なので、紹介してお

【声明】日米防衛指針の再改定を糾弾する

 日米防衛指針の再改定を糾弾する    2015年4月28日フォーラム平和・人権・環境   共同代表 福 山 真 劫  日米両政府は4月27日、外務防衛閣僚会議(2プラス2)を開催し、日米防衛協力の指針(ガイドライン)の再改定に合意しました。 この内容は、「Ⅰ.防衛協力と指針の目的」、「Ⅳ.日本の平和及び安全の切れ目のない確保」など8項目からなっており、いずれも自衛隊の軍事的役割の強化と日米の軍事同盟体制の強化に踏み出す内容です。とりわけⅤ項の「地域の及びグローバルな平和と安全のための協力」では、「日米両国は」、「アジア太平洋地域」「これを超えた地域」の「平和、安全、安定及