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「憲法理念の実現をめざす第52回大会」青森市で11月14日~16日開催
「不戦と民主主義─戦後の誓いを忘れない 憲法理念の実現をめざす第52回大会」が11月14日(土)13時~16日(月)11時まで青森市内で開催されます。大会はどなたも参加出来ます。 ●11月14日(土)13:00~ 青森市文化会館大ホール オープニング/開会総会 シンポジウム「戦争法廃止・立憲主義確立・憲法擁護のため私たちは今後どう闘うのか」 シンポジスト 鎌田慧(ルポライター、戦争をさせない1000人委員会呼びかけ人)/中野晃一(立憲デモクラシーの会、上智大学教授)/清水雅彦(戦争をさせない1000人委員会事務局長代行、日本体育大学教授)/喜多英之(戦争させない1000人
辺野古新基地建設工事再開に対する抗議声明 2015年10月29日フォーラム平和・人権・環境 (平和フォーラム) 代表 福山真劫 仲井眞弘多前沖縄知事が承認した辺野古の埋め立てを翁長雄志県知事が取り消したために中断されていた沖縄米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設工事の作業を、沖縄防衛局は29日早朝から再開した。沖縄県民の思いを踏みにじる行為に、平和フォーラムは強く抗議する。 辺野古新基地建設反対を主張して立候補し大差で勝利した翁長知事は、前知事の埋め立て申請の承認に瑕疵があるのではないかとして第三者委員会に調査・報告を求めた。第三者委
欧州連合(EU)は、今後2年間で12万人の難民受け入れを決定した。混迷を続ける中東情勢の中で、例えばシリア難民は国連の調査で400万人を越える。EUへは34万人のシリア難民が流入しているが、それは全体の10%にも満たない。米国やカナダで1万人、オーストラリアが5000人の受け入れを表明している。安部首相は、9月30日(日本時間)の国連総会の一般討論演説で、約8億1000万ドル(約972億円)の経済支援をシリア・イラク難民に拠出する方針を示した。今年1月17日にもカイロにおいて、中東地域全体で25億ドル(約2940億円)相当の支援を表明している。日本社会には、安倍政権の人道的とりくみとして、好ま
2015年11月01日
インタビュー:日本消費者連盟共同代表/農業ジャーナリスト大野和興さんに聞く 戦争法廃止・平和・民主主義の再確立をめざして 問題だらけのTPPの「大筋合意」 六ヶ所再処理は即時廃止するべきだ COP21に向け世界中でアクション 元米政府高官ら日本再処理反対の書簡 被爆70年の「高校生平和大使」 本の紹介「核と人類は共存できない」 映画の紹介「60万回のトライ」 核のキーワード図鑑 さようなら原発 さようなら戦争全国集会 9月23日、東京・代々木公園で「さようなら原発さようなら戦争全国集会」が開かれ、2万5千人が全国各地から集まりました。この集会は、作家の大江健三郎さんや澤地久枝さんら
平和軍縮時評2015年10月号 国連総会「核軍縮決議案」を通して考える、安倍政権「積極的平和主義」の正体 田巻一彦
9月30日に公布された「安保関連法案」で、政府・与党が振りかざしたのが「積極的平和主義」だった。もう一度思い返してみよう。昨年7月の「閣議決定」 から。 「特に、我が国の安全及びアジア太平洋地域の平和と安定のために、日米安全保障体制の実効性を一層高め、日米同盟の抑止力を向上させることにより、武力紛争を未然に回避し、我が国に脅威が及ぶことを防止することが必要不可欠である。その上で、いかなる事態においても国民の命と平和な暮らしを断固として守り抜くとともに、国際協調主義に基づく『積極的平和主義』の下、国際社会の平和と安定にこれまで以上に積極的に貢献するためには、切
翁長沖縄県知事による辺野古沖埋め立て承認の取り消しに対する沖縄防衛局の行政不服審査申立に抗議する 2015年10月14日 フォーラム平和・人権・環境 事務局長 藤本泰成 沖縄県の翁長雄志県知事は10月13日、沖縄防衛局の反論を聴く手続きを終えたうえで、辺野古新基地建設にかかわる公有水面埋め立て承認を取り消すことを指示しました。 平和フォーラムは、翁長県知事の決断を歓迎し、支持することを表明します。沖縄の民意は、既に選挙で、世論調査で幾度となく示されており、辺野古新基地建設に反対する多くの沖縄県民の意思を慮ることこそが民主主義の根幹であると考えます。
TPP交渉の「大筋合意」に対する見解フォーラム平和・人権・環境 事務局長 藤本 泰成 9月30日からアメリカ・アトランタで開かれていた環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の閣僚会合は、異例の延長を繰り返した後、10月5日午前(日本時間5日夜)に「大筋合意」に至ったとの発表がなされました。今回の「大筋合意」はもっぱらアメリカの大統領選挙などの政治日程を優先して強引に決められたものであり、国民への事前の説明もなく一方的に合意したことに対し強く抗議します。 TPP交渉は、当初2013年中に合意する予定でしたが、何度も見送られてきました。それは、アメリカ主導のもとで、多くの分野で急進的な市場開放や経済ル
「アメリカが嫌いだ」と、あちこちで話してきた。決して「アメリカ人が嫌いだ」と言っているつもりはない。高校に入学し、一人暮らしをして以来、毎日のようにコカ・コーラかペプシ・コーラを飲み続けている。16歳から45年間、その本数16,425本(1日1本)以上、そして、高校時代にJAZZ喫茶に通い出して、これまで聞いたアルバムはどのくらいだろうか。数える術はない。友人たちはよく言ってくれる。「それで『アメリカ嫌いだ』もないもんだ」と。 WEINSIST!の中でも何回かアメリカとの関係について書いてきた。敗戦後の駐留軍の存在、僕は「戦争を知らない子どもたち」だけれども「ギブ・ミー・チューインガム」と言う
2015年10月01日
インタビュー:韓国参与連帯・平和軍縮センター所長イ・キョンジュさんに聞く 戦後は敗北から始まった─日本社会の立ち位置 オスプレイの危険性を改めて考える TPPまた合意できず交渉も限界か 在外被爆者医療費訴訟、最高裁で勝訴判決 元米政府高官ら日本再処理反対の書簡 辺野古カヌー隊として闘って 沖縄平和運動センターのとりくみ 映画の紹介:戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ) 核のキーワード図鑑 戦争法案の強行採決に対する抗議声明 安倍政権は戦争法案を、9月17日に参議院特別委員会で強行採決し、そして19日未明、参議院本会議で採択した。戦後70年、日本の市民社会の平和への営みを反故にし、侵略