新着情報

「4.9反核燃の日全国集会」を青森で開催 1100人参加

       原水爆禁止日本国民会議や原子力資料情報室、青森県反核実行委員会による「止めよう再処理!全国実行委員会」主催で、毎年青森で開催している「4.9反核燃の日全国集会」が、4月9日に青森市「青い森公園」で開かれ、青森県内や全国各地から1100人が参加しました。これは、1985年4月9日に北村正哉知事(当時)が県議会全員協議会で核燃料サイクル施設の受け入れを表明したことに抗議して31年間開催されてきたものです。 集会では、六ケ所村の再処理工場の稼働に反対するとともに、各地の原発再稼働に反対し、さらに、今国会で審議される「原発使用済燃料の再処理のための拠出金法案」の廃案を求めていくこ

[戦後70年 新しい東アジアへの一歩へ!市民連帯 声明]「朝鮮民主主義人民共和国への制裁強化に反対し対話による東北アジアの平和実現を求める声明」

朝鮮民主主義人民共和国への制裁強化に反対し 対話による東北アジアの平和実現を求める声明   朝鮮民主主義人民共和国(以下、朝鮮)による核実験・人工衛星の打ち上げを受け、国連安全保障理事会は同国への制裁強化を図り、日本政府も独自制裁の強化を行っている。この制裁は東北アジアの平和を脅かすものであると同時に在日コリアンの人権を著しく侵害するものであり、わたしたちは憤りを禁じ得ない。   日本政府は2月10日「拉致、核、ミサイルと諸懸案を包括的に解決するために何が最も有効な手段かという観点から真剣に検討してきた結果」として、ヒト・モノ・カネの移動に厳し

固定化する格差・貧困 ─今はいつの時代か?

37.5%という数字がある。約4割、10人いれば4人という数字だ。これは、山形大学の戸村健作准教授がはじき出した沖縄県の子どもの相対的貧困率である。沖縄が突出して高く、基地経済を押しつけられてきた沖縄差別とも言える課題が明らかだ。 大阪21.8%、鹿児島20.6%、福岡19.9%、宮崎19.5%と続く。西日本が高いという印象だが、戸村さんは「貧困率の高い地域はワーキングプアの多い地域」と言い、加えて「子どもの貧困は全国に広がっている」と指摘する。戸村さんの調査では2012年は13.8%に上る。1992年の全国平均は5.4%との数字がある。格差拡大は明らかだ。 相対的貧困率の拡大は、

2016年04月01日

ニュースペーパー2016年4月

チェルノブイリ子ども基金・向井雪子さん、佐々木真理さんに聞く 世界の中の日本の軍事費と「専守防衛」 食の安全を脅かすTPP 重大事故を招く伊方原発の危険性 日本の再処理政策にいらだつ米国 差別がいつまでも続くのはなぜ? 新潟の1000人委員会の取り組み 本の紹介:「ナチス前夜における『抵抗』の歴史」 核のキーワード図鑑 原発のない福島を!県民大集会  福島原発事故から5年が経過した2016年3月12日、福島県郡山市の開成山陸上競技場で「2016原発のない福島を!県民大集会」が開かれ、全国から6,000人が集まりました。同日、午前中にはシンポジウム「原発災害から5年福島の歩み、そして未

「朝鮮学校に係わる補助金交付に関する留意点について(通知)」発出に対する見解

          「朝鮮学校に係わる補助金交付に関する留意点について(通知)」                              発出に対する事務局長見解    &nbs

被爆71周年原水爆禁止世界大会参加・賛同の呼びかけ

http://gensuikin.peace-forum.com/2016/03/30/160330-2/

平和軍縮時評2016年3月号 米原子力空母「R.レーガン」被曝と水兵らの提訴  湯浅一郎

   2011年3月11日の東日本大震災と福島第1原発事故から丸5年が過ぎた。今だに10万人を超える人々が故郷を奪われたままである一方で、福島第1原発では、溶融燃料の所在も特定できないままの困難な冷却作業が続いている。事故が終息したなどと言える状態ではないが、福島原発事故に関連して忘れてはならない問題が有る。    15年10月1日、米原子力空母ロナルド・レーガン(以下、RR)が、ジョージ・ワシントンの後継艦として横須賀に配備された。「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」代表の呉東正彦氏が米情報公開法により入手した11年3月の

「戦争法(安全保障関連法)」施行に対する平和フォーラムの抗議声明

2016年3月29日 「戦争法(安全保障関連法)」施行に対する抗議声明 フォーラム平和・人権・環境      本日3月29日、「戦争法(安全保障関連法)」が施行された。平和フォーラムは、憲法に反する集団的自衛権行使に道を開き、米軍とともに地域的制約なく自衛隊の世界展開を可能にする同法の施行に強く反対する。    安倍晋三首相は、消費税増税先送りの是非を問うとして2014年12月に衆議院総選挙を行い、多数を確保すると、安全保障法制改革の信任を得たかのように主張し、世論の動向に配慮することなく、昨年9月に「戦争法」を強行成立させた。憲法学