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4・8日朝国交正常化連絡会学習会「制裁解除など日朝間の課題」
朝鮮民主主義人民共和国(以下北朝鮮)の人工衛星打ち上げをめぐって、日本においては報道機関を含めてこれをミサイルと決めつけ、冷静な判断がなされない異常な状態を迎えています。政府首脳は日本上空の通過をあたかも「攻撃」として「迎撃」「戦争」発言を繰り返し、政府・防衛省は、日本海への迎撃ミサイルSM3搭載艦派遣や、秋田・岩手県内に地対空誘導弾パトリオット(PAC3)配備の検討するなど、「北朝鮮脅威」の世論を煽っています。自治体でも神奈川県では県内にミサイルが着弾した場合、夜間や休日でも全員職場に参集するよう要請するなどの事態が引き起こされています。このなかで、4月 13日に期限切れとなる制裁措置についても、追加・強化が報じらればかりで、福田内閣のときに日朝両国間で交渉された拉致問題の再調査や制裁緩和などはまったく無視され、朝鮮総聯関係団体への圧力や人権抑圧を続けています。こうした姿勢は、非核と平和のために努力しないばかりか、日朝関係の発展を遅らせ拉致問題の解決まで困難にするもので、なんのプラスにもなりません。
日朝国交正常化連絡会は、政府に対して制裁を延長しないことを求めるとりくみを全国で進めることを提起するとともに、4月9日に要請行動を行いました。また、その前日の4月8日に学習会・会合を行いました。
名称: 4・8日朝国交正常化を求める連絡会」学習会・会合
日時: 2009年4月8日(水)18:30-20:30
会場: 総評会館5F501会議室(千代田区神田駿河台3-2-11 TEL03-3253-1771)
内容: ◇制裁解除など日朝間の課題(和田春樹東京大学名誉教授、連絡会顧問)
◇日朝国交正常化の今後の運動、全国的なとりくみに向けた協議
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