オスプレイ配備撤回!米兵による凶悪事件糾弾!
怒りの御万人大行動
 

県民の猛然たる反対を押し切って、2012年10月1日、普天間基地に強行配備された米海兵隊新型輸送機オスプレイに対する県民の抗議行動は、その後もやむことなく、野嵩ゲート、大山ゲートで連日続けられています。その主力は、平和市民連絡会・普天間爆音訴訟団・嘉手納爆音訴訟団に結集する65歳以上の熟年者市民が中心です。一方で平和運動センターも、金曜日夕刻の定例行動を続けています。さらには、高江では5年以上、辺野古では16年以上、最近では与那国における自衛隊基地建設に反対する取り組みが始まり、それぞれ各地で激しい闘いが個別に続けられています。

「オスプレイ配備絶対反対」に総結集する県民世論と、その行動に対して、政府は機動隊を差し向けて抗議する県民を排除するとともに、普天間基地のゲートを引き続き大部隊の機動隊で警護しています。今や普天間基地は、県民の怒りに包まれ、機動隊の警護なしにはゲート管理もままならない事態に追い込まれています。


他方で、オスプレイ反対!米軍反対!の県民世論に反発するかのように、米兵による凶悪事件が頻発しています。許しがたい女性に対する性暴力、民家へ乱入しての蛮行。戦場で戦うことを義務づけられた兵士たちに、市民社会におけるルールが守れずはずがありません。最早、基地や兵士たちとの共存は不可能なのです。それなのに、政府は読谷で発生した事件に関し、藤村官房長官が早々と犯人の兵士を逮捕しない方針を表明しました。まさに怒りに油を注ぐ行為。沖縄の怒りは沸点に達しています。

このように緊迫する米軍・自衛隊基地をめぐる情勢を受けて、あらためて、オスプレイが配備された普天間基地へ断固たる抗議を行うとともに、続発する米兵による凶悪事件を徹底して糾弾し、また新基地建設を止めるために各地で取り組まれている「反基地」の闘いをともに支えるために以下の行動を提起するものです。さらにはオスプレイの飛行訓練が全国各地に及んでいることから、その発進拠点になっている沖縄・普天間基地に全国からの参加も呼びかけ、沖縄と全国が連帯してオスプレイの配備と飛行訓練を撤回させる取り組みを強めていく、そのことを力強く発信する行動とします。

またこの行動は、広く県民に参加を呼びかける立場から平和的でかつ大規模なデモ行進を主眼とし、そのために、実行委員会を構成するそれぞれの団体が創意工夫をこらして広く団体関係者への呼びかけを行うとともに、また、県内の音楽愛好家のみなさんの協力も得て、サウンドあり、踊りありのにぎやかな演出も心がけて、より幅広い県民の参加を目指すものです。どうぞ、あらためて普天間基地への怒りの総結集を図ってまいりましょう。
NEVER GIVE UP! 県民の決意を示していきましょう。


日にち  12月23日(日)
会場   宜野湾市海浜公園野外劇場(宜野湾市真志喜4−2−1)
        *会場周辺には駐車場はありません。タクシー・バスなどを利用してください。
内容   11:00〜プレイベント
        12:00〜集会
        13:00〜デモ行進スタート
        15:00〜普天間基地・大山ゲート前抗議集会
        16:00 終了予定
呼びかけ世話人団体
         普天間爆音訴訟団、嘉手納爆音訴訟団、平和市民連絡会、沖縄平和運動センター
         命どぅ宝・さらばんじの会、中部地区労、フォーラム平和・人権・環境


12・23行動に連帯する宣伝ビデオ 「怒りの御万人行動 全国から沖縄へ」
http://www.youtube.com/watch?v=ZnAVZjyAfWc


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