2012年9月 沖縄活動報告 その2 平和フォーラム加盟組織が高江ヘリパット建設反対行動に参加 ●日時 2012年9月10日 ●場所 沖縄県東村高江 |
●北部訓練場の正面ゲート 平和フォーラムは加盟組織の皆さんに、9月9日に沖縄県の宜野湾市で開催された「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」への参加を呼びかけ、中央組織・地域組織から50名近い方々に集まっていただきました。翌10日には、そのうち16人が東村・高江区で行われているヘリパット建設阻止の座り込みに参加しました。 |
●ゲートにある看板には、「US MARINE CORPS JUNGLE WARFARE TRAINING CENTER」(海兵隊ジャングル戦闘訓練施設)と書かれています。正面ゲートは県道70号線に隣接していますが、ゲートのすぐ後ろにも既存のヘリパットがあり、日常的にヘリコプターが離着陸しています。 |
●ゲートの横に掲げられた横断幕 |
●住民お手製のプラカード |
●正面ゲートから進入する工事車両のドライバーに対して、作業内容を確認しています。 |
●ヘリパット建設を阻止するための座り込み。 沖縄平和運動センター事務局長の山城博治さんによると、2007年にヘリパット建設を開始した時、沖縄防衛局は、この正面ゲートから建設資材を搬入しようとしたそうです。そこで住民たちはゲート前に座り込んで搬入を止めようとしました。ところが住民の座り込みによって、海兵隊員の出入りも出来なくなってしまったために、基地側から「工事車両は正面ゲートからは基地に入れない。その代わりに座り込みを止めてくれ」という話があったそうです。そのため防衛局は正面ゲートではなく、他のより小さなゲートから資材を搬入することになりました。しかしそこでも住民の激しい抵抗にあって、防衛局は十分な資材の搬入を行うことができませんでした。 |
●ゲート前で1列デモ行進。「防衛局が正面ゲートからの工事を強行すれば、いつでもこのゲートを止めるぞ!!」と、山城さんの声が響き渡ります。 |
●小型のカメラをつないだ風船を、フェンス沿いに上げてみます。 |
●中では、ここまで工事が進んでいました。 |
●N1ゲート。ここでは以前、砂利を搬入しようとする防衛局と反対派の間で、激しい争いが行われました。しかし現在、防衛局はここでの工事の進行を放棄してしまったようです。防衛局がわずかに作った砂利道にも草が生えています。 |
高江に関するより詳しい解説は以下のサイトをご覧ください。 「やんばる東村 高江の現状」 |