第8回非核・平和条例を考える全国集会 in 東京
日時と会場
●全体会 2008年1月26日(土) 13:00~17:30 社会文化会館
●分科会 2月27日(日) 9:00~11:30 田町交通ビル
1997年、日米両国政府は「新しい日米協力の指針(新ガイドライン)」に合意しました。99年には「新ガイドライン」をもとに、米国が戦争する際の日本の協力策を定めた「周辺事態法」が成立しました。「新ガイドライン」と「周辺事態法」の中心は、米軍が戦争を始めた場合に、日本政府は国内の民間港湾や民間空港、病院や公共施設などを米軍に優先使用させるというものでした。日米合意を実践する様に、97年には小樽港に空母インディペンデンスが、函館港に第7艦隊旗艦ブルーリッジが入港するなど、民間港湾への米軍艦の入港が続きました。
こうした中で99年10月に函館で、自治体の平和力に着目し、法律や条令を使うことで米軍艦の民間港入港を止めようという観点から、第1回の非核・平和条例全国集会が開催されたのです。
その後、横須賀(第2回01年)、鹿児島(第3回・02年)、神戸(第4回・03年)、新潟(第5回・04年)、小樽(第6回・05年)、長崎(第7回・06年)、そして今回の東京都(第8回・08年)と、米海軍が軍艦を入港させようとしている港湾都市を中心に、全国集会を開催してきました。集会が進むにつれて、非核・平和条例だけではなく、国民保護法なども大きなテーマになってきました。
このコーナーでは順次、今年の全国集会の内容を掲載していきます。
●プログラム
全体会
●主催者あいさつ 若林克俊さん(東京平和運動センター・議長)
●基調報告 「なぜ、自治体の施設管理権に注目するのか」
新倉浩史さん(非核市民宣言運動ヨコスカ)
●シンポジウム 「自治体の平和力」
上原公子さん(前国立市長) 田村順玄さん(岩国市議会議員) 藤本泰成さん(平和フォーラム)
●講演 「国民保護計画の問題点と地方自治」
田巻一彦さん(ピースデポ)
●報告 「横須賀原子力空母母港化反対の取り組み」
呉東正彦さん(原子力空母横須賀母港化を考える市民の会)
「米軍属による女性殺害事件への取り組み」
小泉喜子さん(I女性会議)
「東京都における防災訓練の実態」
鈴木純一さん(東京都庁職員労働組合)
●まとめ 住友肇さん(全国基地問題ネットワーク・代表委員)
分科会
●第1分科会「非核平和条例について」
司会 新倉浩史さん(非核市民宣言運動ヨコスカ)
報告 富盛保枝さん(憲法を守る室蘭地区ネット)
斉藤博行さん(小樽市議会議員)
道畑克雄さん(函館市議会議員)
●第2分科会「米軍再編について」
司会 金子豊貴男さん(相模原市議会議員)
報告 仲村善幸さん(名護市議会議員)
沢田政司さん(相模補給廠監視団)
小原慎一さん(三浦半島地区労)
●第3分科会「国民保護計画について」
司会 高野秀男さん(新潟県平和運動センター)
報告 田巻一彦さん(ピースデポ)
中山 均さん(前新潟市議会議員)
北野 進さん(石川県平和運動センタ)
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