人間の鎖で防衛省包囲 全国各地から550人が集まり「基地撤去」を訴える
2008年4月6日 東京都・防衛省前


4月6日(日)午後、東京都・防衛省前で、「基地をけとばせ!ストップ米軍再編 4・6防衛省『人間の鎖』」が行われました。この行動を主催したのは、ヘリ基地反対協議会・沖縄平和市民連絡会・辺野古への基地建設を許さない実行委員会の3団体です。呼びかけに応じて、各地から550人が集まりました。
 参加者は、14時45分、15時、15時15分の3回にわたって、防衛省を人間の鎖で包囲しました。また包囲行動の途中では、安次富浩さん(ヘリ基地反対協議会)、高里鈴代さん(沖縄平和市民連絡会)、田村順玄さん(住民投票の成果を活かす岩国市民の会)、木元茂夫さん(すべての基地にNO!を・ファイト神奈川)、原順子さん(バスストップから基地ストップの会)が、米軍基地に反対する各地の運動について訴えました。
 包囲行動成功後、安次富浩さんと高里鈴代さんから、防衛省に対して抗議・要請文を手渡しました。
 また18時からは文京区民センターで、「基地強化を許さない交流集会」が開かれ、各地の運動についての詳細な報告を受けました。


【人間の鎖・写真報告】


●14:00 『人間の鎖』の予行演習です。


●神奈川から駆けつけた方々。


●「基地をけとばせ! ストップ!米軍再編」のおおだんまく。


●こちらはキャンプ座間への陸軍第1軍団司令部移転に反対している
「バスストップから基地ストップの会」のみなさん。


●労働組合も元気に参加しました。


●ヘリ基地反対協の安次富さん。
環境アセスの本調査が強行されるのなかでの、
辺野古の緊張した闘いについて報告してくれました。


●岩国市議会議員の田村順玄さん。
基地の強化に反対していた井原勝介市長は、自ら辞職→再選挙で、
基地反対を訴えましたが、僅差で自民党候補に敗れてしまいました。
しかし岩国市では、1年後の現市長のリコールに向けて、新しい動きが生まれています。


●キャンプ座間の前にあるバス停に座って基地反対を訴える
「バスストップから基地ストップの会」の原さん。


●社民党・参議院議員の山内徳信さんです。
守屋疑惑やイージス艦事故など、防衛省の不祥事が続く中で、
不祥事を覆い隠すかのように進められる米軍再編を強く批判しました。



●基地包囲行動の開始です。第1回目は防衛省に向かって。


●第2回目の包囲は、外側に向かって


●第3回目の包囲は、再度、防衛省にむかって。




●防衛省に怒りのシュプレヒコール。


●550人の参加と、3回の包囲成功が、主催者から告げられました。


●高里さんと安次富さんが、防衛省に申し入れです。




●午後6時からは、会場を文京区民センターに移して、交流集会が開かれました。


●土砂降りの中、6000人が参加した県民大会の熱気を伝える高里さん。


●神奈川県央共闘の桧鼻さん。


●「バスストップから」のみなさん。
キャンプ座間では、公道に面した部分を使って、不審者を捕まえる訓練が行われました。
この訓練の一環として、基地内の米兵が基地のフェンス越しに、外の市民に銃口が向けました。
「バスストップから」の皆さんは、日米政府への抗議を呼びかけています。


●「ファイト神奈川」の木元さん。
神奈川の米軍基地状況を解説する、新作・自作のビデオを上映してくれました。



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