写真レポート 築城基地でのF15戦闘機移転訓練(07年3月6日)
上記は、築城基地周辺の地図です(YAHOOより転載)。
滑走路は東西に伸びており、東側は周防灘の方向に、西側はみやこ町・田川市の方向に向いています。基地の北側は行橋市です。
防衛施設庁は築城町・みやこ町・行橋市の2町1市を、米軍再編の当該自治体として、訓練移転の受け入れを求めていました。
JR日豊本線築城駅です。小倉から在来線で50分の位置にあります。ここから基地までは、あるいて10分ほど。
戦闘機が飛び立つときには、列車の音よりも大きな爆音が聞こえてきます。
事前に調べた航空専門雑誌では、築城基地周辺には航空機の離着陸を見ることのできるポイントが3ヶ所あるようです。
ここは、上記の地図で右端になる海沿いの通称「堤防ポイント」。
米軍機が訓練を行うために、航空機ファンが全国から集まったようです。
ここでも私が到着した午前9時には、すでに20台近い車が止まり、写真撮影用の脚立が備え付けてありました。
線路と基地の間を走る国道10号線。ここからも基地のなかを見渡すことができます。
基地周辺の空き地のいたるところに、「防衛庁」の所有を示す杭が打ってあります。
大抵は、旧住民が売却した土地のあととのことです。
正面ゲートの脇です。写真の真ん中に、「ぽこん」とでっぱっているのは、自衛隊員のヘルメットと双眼鏡です。
抗議行動が始まると、腹ばいになって覗いています。双眼鏡を覗く前は立って警備しているので、なぜ隠れて覗くのか不明です。
滑走路の内陸側のポイントです。
公園の中に、新しく作られた人口の丘があり、基地の中を見渡せます。
(行政が作ったのでしょうか?)
築城基地にはFI(要撃戦闘任務)につくF15戦闘機と、FS(戦闘攻撃任務)につくF2戦闘機、T4練習機などが配備されています。
航空自衛隊のF15戦闘機
同じくF2戦闘機
嘉手納から飛来した米空軍のF15戦闘機(5機)
初日(3月6日)の訓練には、米軍機4機と自衛隊機4機が参加しました。
写真は、滑走路に向かう米軍機と自衛隊機です。
自衛隊機2機・米軍機2機・自衛隊機2機・米軍機2機の順番で離陸し基地上空を旋回して、訓練空域に向かったようです。
訓練が始まりました。
離陸する米軍のF15
こちらは自衛隊のF15
日米共同訓練中も、通常の訓練は行われていました。写真はT4練習機。
基地の上空で旋回するF2戦闘機
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