陸上自衛隊戦車が公道を走行
北海道平和運動フォーラム十勝ブロックが抗議行動


 陸上自衛隊第5旅団〈司令部・帯広、姉崎康司旅団長〉は8月31日未明、帯広駐屯地で9月10日開催される「第5旅団創立55周年記念行事」に参加する90式戦車〈重量約50トン〉9両を鹿追町の駐屯地から移動するため、鹿追―帯広間の公道約45`を自走させた。同旅団が公道で戦車を走らせるのは昨年に続き2回目。市内の沿道では、平和運動フォーラム十勝ブロック協議会のメンバーが「戦車の公道自走訓練反対」と書かれた横断幕、プラカードを掲げ抗議行動を行った。戦車は9月13日未明に帯広駐屯地を出発し、同様に公道を自走して鹿追駐屯地に戻る予定。平和運動フォーラムは13日も抗議行動計画している。なお、平和運動フォーラムは8月上旬に自走中止の申し入れを同旅団に行っている。





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