2010年、沖縄コーナー、集会等の報告
2010年04月25日
鹿児島で「普天間基地撤去,徳之島・馬毛島移設反対県民集会」を開催
「鹿児島に米軍はいらない県民の会」(荒川譲会長)は4月25日14時から鹿児島市・みなと大通り公園で「普天間基地撤去、徳之島・馬毛島など県内への米軍基地移設反対県民集会」を開催し、好天の日曜日の午後にもかかわらず、県民・市民・労働者が550人が参加しました。
冒頭あいさつに立った荒川譲会長に続き、基地移設候補地として名前が上がっている現地から報告を受けました。「徳之島の自然と平和を考える会」事務局長・幸多勝弘さんと「馬毛島に米軍基地を許さない住民の会」代表・和田實さんから徳之島と熊毛地区の住民は政府の移設計画や対応に怒りを感じている、米軍基地は絶対に徳之島と馬毛島には作らせてはならない、沖縄県と鹿児島県が対立関係にならないよう米軍基地の国外移設をめざそうとの決意表明がありました。川内博史・「沖縄等基地問題議員懇談会」会長より国会情勢と普天間基地は国外移設を推進すべきである、日米合意に基づくグアム島への海兵隊移転を進めるとともに北マリアナ自治領国会が招致決議を上げようとしている(上院4月16日決議済み、下院は4月27日予定)テニアン島への移設を進めようとの意見表明がありました。永田琢朗・「鹿児島に米軍はいらない県民の会」副会長からは4月22日に行った九州ブロック平和運動センター・フォーラム代表団による与党(社会民主党と民主党に要請)に対する要請行動の報告がありました。続いて集会決議(提案者は南国交通労組・米倉さん)を採択後、最後に南徹郎・社会民主党鹿児島県連合代表の団結ガンバロウで集会を閉じました。なお集会決議については,鳩山由紀夫内閣総理大臣・岡田外務大臣・北澤防衛大臣・与党各党・アメリカ大使館に後日送付することも確認されました。
集会終了後,参加者全員で鹿児島市の中心部(みなと大通り公園~いづろ~天文館~高見馬場)をデモ行進し、県民・市民に「普天間基地撤去・沖縄県内新基地建設反対」と「徳之島にも馬毛島にも米軍基地はいらない」ことを中心に訴えました。