日朝国交促進国民協会/連続討論第1回(番町会館)

12月12日、日朝国交促進国民協会主催の連続討論「拉致問題を考える」が始まり、蓮池透さんが第1回の講演を行いました。
蓮池さんは弟薫さんが拉致された経緯、その後24年間のご家族の心配、苛立ち、戸惑いを話した上で、 2002年の小泉首相の訪朝以後の展開を詳細に語りました。
蓮池さんは弟さんの姿勢に問題を感じて、どうしても北朝鮮に返してはいけないと思い、努力したことを率直に語りました。 それは北朝鮮から見れば、約束違反であり、 日本は同様のことを4回繰り返したので、もう日本側の言うことは聞けないうというのが北朝鮮の心境と蓮池さんは指摘しました。
蓮池さんはこの状況を打開することについても提起しました。 1億3000万総北朝鮮憎しの世論となってしまったのは、工作員安明進の発言などが流布されたため。 しかし彼と会ってみると、小さなことを大きく言って、日本の世論に反北朝鮮感情を植え付けたとして反省の弁。
蓮池さんはとくに政府を厳しく批判。 日本は正義で、北朝鮮は悪と叫んでも、少しも解決にはならないこと。 北朝鮮が怒っている原因を考え、対話の糸口を見つけること。 世論喚起は内閣官房がやることではなく、 北朝鮮人権侵害問題啓発週間の企画で、「拉致被害者を取り戻す」と書いた10トントラックを街に走らせても、被害者は取り戻せないこと。
「感情を表すのは家族だけで充分です。政府には理性を持って、どうやったら救い出せるか、考えてほしい」。 そう言って蓮池さんは、横田さんは周りが何と言おうと、「孫に会いに行く」と言って、ピョンヤンに行けばいいと提案。 蓮池さん自身、以前は横田さんの訪朝を止めたが、今は状況打開の「突破口」になるかもしれない、自分もお供する、と結びました。
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