| 第46回護憲大会 開会総会 連帯あいさつ
2009年11月01日 社会民主党党首(参議院議員、内閣府特命担当大臣) 福 島 みずほ |
![]() |
プロフィール
社会民主党党首。内閣府特命担当大臣(消費者および食品安全、少子化対策、男女共同参画)。1955年宮崎県延岡市生まれ。東京大学法学部卒。1987年弁護士登録。第2東京弁護士会所属。弁護士として夫婦別姓選択制、婚外子差別、外国人差別、セクシャル・ハラスメントなどにとりくむ。日弁連両性の平等に関する委員会委員、川崎市男女平等推進協議会会長、東京都エイズ専門家会議委員などを歴任。1998年7月、社会民主党から参議院比例第1位で当選。現在2期目。社民党では、広報委員長を経て、2001年10月に幹事長、2003年11月に党首に就任。国会では、環境・人権・女性・平和を4本柱に据え幅広く活動。名古屋刑務所の受刑者への暴行事件、超党派で成立させたドメスティック・バイオレンス防止法や、児童虐待防止法の改正に積極的にとりくむ。2009年9月、鳩山内閣発足で内閣府特命担当大臣に。著書に、『憲法は誰のもの』(明石書店)、『「憲法大好き」宣言』(社会思想社)、『反貧困と派遣切り』(七つ森書館)、『娘たちへ』(岩崎書店)など多数。 【ホームページ】 http://www.mizuhoto.org |
|
全国から憲法理念を実現する、その立場で集まってこられたみなさん、お一人おひとりに、心から連帯のごあいさつを差し上げます。また、中ホールでこの現場をヴィジョンで見ていらっしゃるみなさんにも心から連帯のあいさつを差し上げます。憲法は不断の努力によって維持されなければならない、そう憲法には書かれてあります。ここにいらっしゃる多くのすべてのみなさん、そして日本のなかの多くのみなさんが、憲法理念を実現するそのたたかいを、戦後続けてきたからこそ、これまでやってきた憲法9条を含め、改正をさせない、そのことを強く思っております。ここにいらっしゃるすべてのみなさん、現場でがんばってたたかっていらっしゃるみなさんに心から敬意を表します。8月30日、衆議院選挙が終わりました。その後、連立政権に入るかどうか、社民党は連立政権の合意の協議に入りました。結局、これは、連立三党で連立の合意が成立して社民党は連立政権に入るということを選択し、私も内閣のなかに大臣として、いま送ってもらっています。この連立三党の合意について、ちょっと聞いてください。このなかに社民党は、地球温暖化防止、この条項を入れること、緊急雇用対策、これをやることを盛り込ませました。だからこそ、その後も緊急雇用対策本部を作れ、緊急雇用のための提言、ワンストップサービスなどの実現をするべきだ、そのことを主張し、本部ができあがり、先日提言がまとまりました。そして、力を入れたのは、憲法や、そして、在日米軍基地、平和の問題です。この連立三党の合意の最後に、憲法という条項を設けました。憲法について私たち連立政権は合意をしました。唯一の被爆国として、日本国憲法の平和主義を始め、国民主権、基本的人権の尊重、三原則の遵守を確認するとともに、憲法の保障する諸権利の実現を第一とし、国民の生活再建に全力をあげる、そう明記をしました。みなさん、社民党が連立政権のなかにある限り、社民党が社民党としてある限り、国会のなかの憲法審査会を動かしません。
来年は安倍内閣が強行採決をした国民投票法が5月18日に施行になります。私たちはだからこそ力をあわせて、憲法審査会を動かさない、憲法改悪を許さない、憲法9条を変えさせない、そのことを本日の護憲大会でしっかり確認し、この連立政権の常識、当たり前ということにしていきたいと思っております。 いまは生活再建が第一、生存権や表現の自由や思想良心の自由、ここを実現すべきであって、憲法9条を改悪する必要はまったくありません。そして、この連立政権の合意のなかで、私たちが、社民党が苦労し、入ったことは次のような条項です。沖縄県民の負担軽減のために地位協定の改定の提起と米軍基地の再編については見直す、この条項を入れました。みなさん、この条項は、民主党がマニフェストとして掲げたものです。この条項を入れるために、連立合意が成立する前日に、鳩山、当時は代表に連絡し、入れてくれと、これが入らなければ、こういう条項が入らなければ、社民党は連立に入れないから入れてくれといいました。最終的に、鳩山、当時の代表、そして、岡田幹事長の決断、そしてみんなの力で、こういう平和、外交のところで条項を入れることができました。みなさん、連立政権、政権が代わり、連立政権は新しい政治を作ろうと日夜努力をしています。そして、いまこそ、私たちが力をあわせて、平和を実現するときがやってまいりました。みなさん、この連立合意で私たちが確認をした沖縄県民の負担軽減のために、日米地位協定の改定と在日米軍基地の再編については見直す、これを全力で、沖縄県民の負担軽減のために見直すというこの連立の合意を、内閣のなかで確認したこの合意をしっかり実現できるよう全力をあげますし、みんなの運動の力で実現をしていこうではありませんか。 もちろん、沖縄だけの問題ではなく、今日集まられたみなさんは、みなさんたちの現場で在日米軍基地の問題を抱えていると思います。みなさん、いままでの自民党政治は、地元やみんなの気持ちを踏みにじってアメリカとだけ交渉し、みんなの頭越しに米軍再編を決めてきました。みなさん、政権は代わったんです。新しい政治が始まったんです。だからこそ、みんなの力をあわせて、平和を実現していく、この連立三党の合意に込めたこれらの思いをいっしょに実現するために力を合わせていこうではありませんか。 困難なたたかいです。いままでも勿論、私たちひりひりするような平和のなかでのたたかい、憲法改悪の動きにたたかって来ました。そして今度は、責任ある立場として、真に政策を実現していくそのことが問われています。いままでの10倍、100倍がんばって、平和を実現をしていく、そのことを社民党はみなさんに心からお約束を申し上げます。 これから平和の問題も正念場を迎えます。臨時国会では、いま、臨時国会の最中ですが、テロ特措法の延長法案は提出をされる予定にはなっていません。インド洋から自衛隊は帰ってこなければなりません。そして二度と、そしてまた、たとえば自衛隊が出て行くそんなことが絶対におきないように社民党は内閣のなかでがんばりますし、力を合わせて外国に自衛隊が行かないように力を合わせていきたいと思っております。 みなさん、新しい時代のなかで、私たちはその責任と、でもがんばりと、そしてみんなの力を合わせれば、非核三原則の真の意味の実現と核兵器そして、脱原子力に向けてのたたかいに勝利すると確信をしております。 今日開かれた護憲大会が、憲法理念、とりわけ平和への実現ができる大会、できる大きな足がかりの大会となるよう心から祈念し、新しい政治のなかで、新しい内閣のなかでがんばる社民党の誓いを申し上げ、しかしその実現のためには、みんなで全国で力を合わせようと心から連帯のあいさつを申し上げます。いっしょにがんばっていきましょう。ありがとうございます。 |
|||
| Copyright 2000-2010 フォーラム平和・人権・環境 All rights reserved. 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1F tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org |