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【報告】第7分科会/脱原子力2―交流・討論編

2010年08月08日

会場:長崎新聞文化ホール
参加者:約100名

西尾漠さん(原子力資料情報室共同代表)
「再処理してプルトニウムを取り出すことは、核拡散につながる危険性が増す。日本の原子力開発とプルトニウム利用計画には整合性がない」。

小山英之さん(美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会)
 プルサーマルの危険性、六ヶ所再処理工場の大量の放射能放出、ガラス固化技術の行き詰まりや使用消火燃料の増大問題などの説明があった。

質疑
原発労働者の被曝について→原発の定期検査が増えれば、従事者の被曝量も増加していく。労災認定は非常に限られたものになっている。「隠された被曝」は多い。
「被曝労働なくして原発は動かない。」

各地報告
青森(反核燃の日)、福井(もんじゅ)、福島(プルサーマル)、山口(上関原発)、佐賀(玄海プルサーマル訴訟)、鹿児島(川内原発増設問題)

まとめ
 原水禁世界大会そのものの役割や具体的な取り組み、国民的議論など言うべきことは言う立場であると全体で確認したい。地球規模で核のゴミが今後の運動課題として、より大きくなると認識させられた。国策は地元の反対を金で押さえつけ、首をたてにふらせるやり方だ。しっかりデータなど公表させる取り組みも重要だと再認識した。今後秋に向け、エネルギープロジェクトも立ち上げていく予定であり、全国の反対運動へ連動させたい。

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