食・みどり・水(環境)、お知らせ、2021年
2021年03月24日
日本のたまごは安全か?~アニマルウェルフェアから考える~
日本は世界でも有数のたまご消費国。1 日ほぼ1個、食べています。そんな身近なたまごですが、いま鶏の飼育方法の問題点が指摘され始めています。ワイヤー製の金網をいく段にも連ねて、その中に鶏を押し込めて飼育する「バタリーケージ」です。欧米では平飼いに切り替える動きが広がっていますが、日本ではいまだに約9割がバタリーケージを使用しています。狭いケージ飼いで鶏の健康が損なわれ薬剤が多用される結果、人の健康も脅かしています。具体的にどのような問題があるのか、アニマルウェルフェアの観点から専門家にお話しいただきます。また、昨年末に明らかになった鶏卵生産会社と農水大臣の“癒着”問題でにわかに注目を集めた「国際獣疫事務局(OIE)連絡協議会」でのアニマルウェルフェアをめぐるやり取りの実態について、同協議会メンバーから話を聞きます。日本のたまごは安全なのか、一緒に考えてみませんか?
日時: 4 月 17 日(土)13:30~15:30
会場:連合会館 2階 201会議室
内容:「世界で進むアニマルウェルフェア革命」
講師=岡田千尋さん(アニマルライツセンター代表)
「なぜアニマルウェルフェアで農水大臣わいろ問題が起きたのか?」
講師=天笠啓祐さん(科学ジャーナリスト、OIE連絡協議会メンバー)
参加費:1,000円(会員500円)
主催:食の安全・監視市民委員会(平和フォーラムも参加)