2010年、集会等の報告
2010年04月08日
原水禁/NPT再検討会議の実効ある合意形成に向けた中央集会 開催される
4月8日、原水禁・連合・核禁会議の3団体による「NPT再検討会議の実効ある合意形成に向けた中央集会」が東京・全電通会館で開催され、約400人が参加しました。集会は藤本泰成原水禁事務局長の司会で進められ、まず古賀伸明連合会長から今回のNPT再検討会議が核兵器廃絶に向けた実質的な道筋をつけるものとなるよう、3団体協力の下、最大限の努力をしていくことが述べられました。
続いて、昨年5月以来とりくまれてきた「核兵器廃絶1000万署名」が660万6431筆に達したことが報告され、3団体の代表より列席した福山哲郎外務副大臣へと手渡されました。福山副大臣は、核廃絶を求める全国からの声の重さを受け止めると述べたうえで、鳩山首相・岡田外相の核廃絶へかける想いは人並みならぬものであると語りました。また鈴木秀雄外務省軍備管理軍縮課長よりNPT再検討会議に向けた政府としての姿勢について説明がありました。
最後に3団体共同でおこなう5月ニューヨーク行動の方針について説明され、行動参加団代表から、会議がおこなわれるニューヨーク現地で、さまざまなかたちでアピールすることの重要性と行動をしっかりととりくむ決意が表明されました。