憲法審査会レポート、2024年

2024年05月24日

憲法審査会レポート No.39

今週は衆議院憲法審査会のみの開催でした。なお、参議院憲法審査会は来週29日の開催で合意がされています。

【参考】

参院憲法審、29日の開催で合意 「緊急集会」をテーマに実質審議
https://www.sankei.com/article/20240522-4MN2PU7QOJNMXMQWVRJCWN6SEE/
“与野党は22日、参院憲法審査会の幹事懇談会を開き、定例日の29日に実質審議を行うことで合意した。”
“衆院側では緊急時に国会議員の任期延長を可能にする憲法改正の早期実現を求める声が多いが、参院側は緊急集会を巡る議論の深化を重視するなど溝がある。”

2024年5月23日(木) 第213回国会(常会)
第7回 衆議院憲法審査会

【アーカイブ動画】

https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=55259
※「はじめから再生」をクリックしてください

【会議録】

※公開され次第追加します(おおむね2週間後になります)

【マスコミ報道から】

衆院憲法審査会 自民“要綱作成し議論を” 立民“時期尚早”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240523/k10014458251000.html
“衆議院憲法審査会が開かれ、大規模災害など緊急事態での国会機能の維持をめぐり、自民党が憲法改正に向けた条文案のもとになる要綱を作成して議論を進めるよう重ねて求めたのに対し、立憲民主党は時期尚早だと主張しました。”

自・立、改憲条文化で平行線 国会機能維持を議論―衆院憲法審
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024052300815&g=pol
“立民の逢坂誠二氏は、災害時の選挙の在り方を優先的に議論すべきだと主張。「条文案を考えるのは段階が早いのではないか」と慎重姿勢を重ねて示した。”

選挙困難時の規定明文化を提案 衆院憲法審で自民、拙速と立民
https://nordot.app/1166213994756719109
“自民党は緊急時の国会機能維持に関し「制度設計の詳細を議論する段階だ」と主張。衆院選が困難な事態を想定し、憲法で定める「参院の緊急集会」と議員任期延長のどちらで対応するのかを明文化すべきだと提案した。”

「責任政党」の姿勢を疑問視、改憲後ろ向きの立憲民主へ指摘相次ぐ 衆院憲法審
https://www.sankei.com/article/20240523-SFLNNZCAGRKT7KHHK5T7MN2YOQ/
“…逢坂氏は「危機を煽って、緊急時対応が過大になり過ぎて、悲惨なことを招いた歴史がある。緊急時の対応は慎重の上にも慎重さを持ってやるべきだ」と述べるにとどめた。”

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著者:吉田はるみ(立憲民主党・衆議院議員)
新垣邦男(社会民主党・衆議院議員)
打越さく良(立憲民主党・参議院議員)
杉尾秀哉(立憲民主党・参議院議員)
飯島滋明(名古屋学院大学教授)
編集:フォーラム平和・人権・環境
発売:八月書館
内容:A5判並製・76ページ
定価:本体900円+税

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