声明・申し入れ、2006年

2006年10月13日

原水禁・連合・核禁会議/朝鮮民主主義人民共和国の核実験に対する抗議文

日本労働組合総連合会/原水爆禁止国民会議/核兵器禁止平和建設国民会議

 
 
朝鮮民主主義人民共和国 
国防委員長 金 正日 殿 
 日本労働組合総連合会      
 原水爆禁止日本国民会議    
 核兵器禁止平和建設国民会議 
 
核実験に対する抗議文 
 
1. 10月9日午前、貴国は「地下核実験」を実施したと発表されました。核実験は、朝鮮半島はじめ中国、日本を含めた北東アジア地域の平和にとって重大な脅威であり、被爆国民として断固抗議いたします。そればかりか、7月のミサイル発射行為と合わせれば、北東アジア地域および世界の平和と安全にとって、貴国の行為は断じて許されるものではありません。 
 
2. すでに2003年1月に核不拡散条約(NPT)脱退表明、2005年2月には核保有宣言に加え、今回の核実験の強行という一連の行動は、平和を願う国際世論に対する明らかな挑戦であります。さらに2002年の「日朝平壌宣言」、および「六カ国共同声明」をも無にするものであり、国際間の合意事項を踏みにじる貴国の責任は重大です。 
 
3. 私どもは、貴国の核実験に厳重に抗議し、直ちにすべての核兵器、核計画の放棄を要求するとともに、日朝平壌宣言の誠実な実行と早期で無条件に6カ国協議への復帰を要請いたします。 
 
以上

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