2020年、トップランク、集会等の報告
2020年02月03日
護衛艦たかなみは 中東に行くな!
海上自衛隊護衛艦「たかなみ」の中東派遣に反対するとりくみが、2月1日と2日、2日間にわたって行われました。
1日の「2.1海自護衛艦「たかなみ」の中東派遣に中止を求める緊急行動は、神奈川平和運動センター、三浦半島地区労センターが主催し、フォーラム平和・人権・環境、平和センター関東ブロック連絡会の共催で行われ、関東圏の仲間たちが横須賀ヴェルニー公園に結集し、「護衛艦を中東に送るな!」と声を上げました。 集会では、神奈川平和運動センター代表の福田護弁護士、平和フォーラムの北村智之副事務局長、平和センター関東ブロック代表の持田明彦埼玉平和運動センター議長らあいさつを行ったほか、社民党の福島みずほ参議院議員がアピールを行いました。 現地報告としてヨコスカ平和船団の新倉裕史さんが登壇し、一般社会より自殺者の割合が高い自衛隊隊員のいのちの問題に触れました。そして海外派兵が行われるたびに、戦争後遺症とも考えられる自殺者の増加が、アメリカと同様に日本の自衛隊にあることを指摘したうえで、自衛隊員のいのちを踏みにじり、米国の意向に沿った安倍政権の中東派遣の決定に抗議しました。
また、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会の仲間たちも集会に多数参加し、代表して高田健共同代表があいさつをしました。 参加者は、集会後桟橋に移動し、出向の準備を進める護衛艦「たかなみ」に向け、「自衛隊員のいのちを守れ!」「中東派遣は憲法違反だ」と抗議のこぶしを振り上げました。 翌日2日も、早朝から護衛艦「たかなみ」を臨む桟橋付近から、出向強行に抗議する行動を行いました。海上では、平和船団の2隻のボートも「中東派遣反対」の横断幕を広げながら、「たかなみは中東に行くな!自衛隊員のいのちを守ろう」と訴えました。