5月, 2007 | 平和フォーラム - パート 4

2007年05月12日

5・15平和行進(東=辺野古命を守る会~・西=万座ビーチ~・南=平和祈念公園~北谷町の3コース)

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基地の重圧は変わらず、改憲の動きが加速するなか、「5・15平和行進」は、約1500人が2日間の歩みをスタートさせました。 11日は東コースが米軍普天間飛行場の移設に揺れる名護市辺野古を出発。西コースは恩納村の万座ビーチホテル前、南コースは沖縄戦終えんの地・糸満市摩文仁の平和祈念公園から出発し、 行進に先立ち、各コースで出発式を開催しました。

→琉球朝日・出発式  →琉球朝日・11日 →琉球朝日・12日

2007年05月11日

「改憲手続き法案」の強行採決に対する抗議声明

 フォーラム平和・人権・環境

 本日5月11日、与党自公両党は、参議院憲法調査特別委員会において「改憲手続き法案」(いわゆる国民投票法案)の併合修正案の採決を強行するという暴挙を行いました。さらに、週明けの14日にも参議院本会議で採決し、同法案の成立を強行する動きにあります。審議はつくされていないという多くの市民の声を無視して、数の力で採決を強行したことに強く抗議します。

 憲法をどうするかに関わる法律は、どの法にもまして憲法の理念に立脚し、基本的人権の尊重や主権在民の原則に沿うことが必要であり、議論も慎重かつ時間をかけて徹底的に行なわねばなりません。しかし、「日本国憲法の改正手続に関する法律案」(改憲手続き法案)は与党原案にも多くの問題がありましたが、与党の併合修正案も、成立要件は「有効投票総数の過半数」とする低い基準、公務員や教育者の運動を制限するなど、「憲法改悪のため」に制定するものにほかなりません。

 私たちは、憲法の理念に反する改憲手続き法案の採決強行に断固として反対し、採決を撤回し、一からの審議のやり直しを強く求めます。

2007年05月10日

辺野古移設NO!普天間基地の即時返還を求める全国集会(名護市役所前広場)

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  「5・15平和行進」の全国結団式は、5月10日夕、名護市役所前広場で開かれました。 午前に国頭村を出発した復帰35周年特別コースの参加者も合流し、全国を中心に約1000人が結集。 「辺野古への新基地建設反対」「憲法改悪阻止」のシュプレヒコールを行いました。 集会で、崎山嗣幸実行委員長は「政府は憲法を改悪し、米国と一体となって軍事国家へとひた走ろうとしている。 沖縄が極東アジアに向けた前線基地にならないためにこの平和運動を広げよう。平和行進を成功させ、嘉手納基地を包囲して全国に平和を伝えよう」と呼び掛けました。 

琉球新報

 

2007年05月10日

復帰35年・平和行進30年記念特別コース(国頭村役場-名護市役所)

070510-2.jpg 基地のない平和な沖縄を訴えて歩く「5・15平和行進」は、復帰35周年の本年、1978年に始まって30回目を迎えます。 節目を記念して、北部の特別コースが設定され、5月10日午前、国頭村役場前をスタートし、大宜味村を経て、名護市までを歩きました。 朝の出発式には、沖縄県内外から100人が参加。参加者らは「平和な沖縄を取り戻そう」「平和憲法を守ろう」とシュプレヒコールを唱い、力強く踏み出しました。 崎山嗣幸実行委員長(平和運動センター議長)は「復帰35年の節目を迎えたが、平和憲法の下に帰ろうという沖縄の願いはかなっていない。復帰闘争の象徴の地であるやんばるの地を一歩一歩踏みしめて行進し、全国に平和を発信しよう」と呼び掛けました。 行進は、当日全国から到着した参加者が次々に合流、名護市役所近くでは600人近くに達しました。

琉球新報

2007年05月10日

辺野古移設NO!普天間基地の即時返還を求める全国集会(名護市役所前広場)

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「5・15平和行進」の全国結団式は、5月10日夕、名護市役所前広場で開かれました。 午前に国頭村を出発した復帰35周年特別コースの参加者も合流し、全国を中心に約1000人が結集。 「辺野古への新基地建設反対」「憲法改悪阻止」のシュプレヒコールを行いました。 集会で、崎山嗣幸実行委員長は「政府は憲法を改悪し、米国と一体となって軍事国家へとひた走ろうとしている。 沖縄が極東アジアに向けた前線基地にならないためにこの平和運動を広げよう。平和行進を成功させ、嘉手納基地を包囲して全国に平和を伝えよう」と呼び掛けました。

琉球新報

2007年05月03日

日本国憲法施行60周年シンポジウム「憲法を国民の手に」(日本教育会館)

施行60周年の憲法記念日となる5月3日、平和フォーラムは市民版憲法調査会と共催のもと、シンポ「憲法を国民の手に」を日本教育会館ホールで開催、850名が参加しました。集会はまず、総合司会の江橋崇平和フォーラム代表のあいさつ。つづいて、EUからのゲストであるグリン・フォードさん(英・EU議会社会党)による基調講演「私たちは何故に”EU憲法”を作ろうとしているのか」五十嵐敬喜法政大教授の「正しい『憲法改正』のための運動論の提起」を受け、 インサイダー代表の高野孟さんの進行、パネリストに朝日新聞論説委員の高成田享さん、民主党代表代行の菅直人衆議院議員、社民党政審会長代理の辻元清美衆議院議員によるパネルディスカッション。 最後に、喜納昌吉参議院議員によるコメント&歌唱指導「花~すべての人の心に花を~」が行われました。 このなかで、民主党の菅直人代表代行は安倍首相の改憲姿勢について、「陰には60年前の戦争そのものが実は間違っていなかったという、首相が一番言いたいことがある」「首相は戦後レジーム(体制)の脱却というが、民主主義の総理大臣がレジームを変えるのは、きわめて論理矛盾」と厳しく批判しました。
チラシ

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